有事のウクライナでDL数急増アプリが大評判!その理由と不人気アプリも
ロシア軍の侵攻を受けたウクライナでは、ダウンロード数急増したアプリが話題になりました。
インターネット回線を通さないでメッセージのやりとりできる「Bridgefy」、暗号化チャットアプリの「Signal」、オフライン地図アプリ「Maps.me」などが、人気のアプリランキングの上位に入っていた。
その一方で、ダウンロード数が減っているアプリの中には、ゲームやフェイスブック等のSNSアプリ、TikTok等のエンタメ系などでした。
これは、ウクライナ現地の国民が、インターネットがつかにくくなっても利用できるアプリの需要がたかまったと考えられる。
確かにこういうときに外部ネットワークを使うと居場所を特定されるリスクがあるので、Bluetoothで近くにいる人との連絡手段に使うアプリは有効だと感じます。
震災や有事下でも安否確認に活用できるアプリの開発は人助けになる素晴らしい仕事にもなりそうです。
調査会社のツイートによると、チャート上位に急浮上しているアプリは、トランシーバー型のアプリやVoIPアプリ、オフラインのナビゲーションアプリ、VPNアプリでした。
これらの人気の通信アプリの中には、Bluetoothを使ったオフライン通信を使えたり、台風、ハリケーンや地震などの災害時に利用者が急増する傾向です。
通信アプリの「Bridgefy」は、インターネット接続に頼らず、Bluetoothを用いたメッシュネットワーク経由で、メッセージの送受信を可能にするもので、ロシア当局による妨害を避けられる。
このアプリは、民主化をめざした香港デモのときに利用者が急増したことで注目を集めました。
1対1のメッセージだけでなく、エリア内にいる方々に対してブロードキャスト機能も備えている。
ウクライナでは複数の兵士や民間人が殺害され、一部の都市では停電も発生している。
ダウンロード急増したアプリの中には、航空機を追跡するものも含まれています。
これは恐らくロシア軍の攻撃機を追跡するために、無駄な努力かもしれない試みのためにダウンロードしたと考えられる。
bluetooth網でメッセージのやり取り出来るアプリが存在しているので、有事や災害などの非常事態を想定して知識を持っておくほうが良いでしょう。
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