ゼレンスキー氏の国会演説で日本はロシア敵対国が決定
ウクライナのゼレンスキー大統領が欧米諸国の議会で積極的にオンライン演説を行ってきた。
これまでイギリス議会での演説を皮切りに、カナダ、アメリカ、ドイツとNATO加盟国を中心に演説を行ってきた。
2022年3月23日、日本の国会でもオンライン演説を行い、復興支援やロシアへの経済制裁強化を訴えた。
ゼレンスキー氏は、圧倒的な軍事力を誇るロシア軍に徹底抗戦を訴えた。
しかし、この演説が、日本に大きなリスクを招きかねないとの見方もある。
プーチン大統領から見れば、日本は戦闘中の敵国の大統領に国会で演説させたわけで、ゼレンスキー氏を讃えていると捉えられかねません。
現在、経済制裁によってロシアのスーパーからは食料品や日用雑貨が姿を消すなど、市民生活が厳しくなっています。
西側諸国はロシアに苛烈な経済制裁を科したので、日本は同類とみなされて、プーチンは確実に日本にも激怒している。
日本はロシアに対する経済制裁を行った時点で敵対国なので、日本国会での演説の有無が与える影響はそれほど大きくないというコメントもあります。
西側との信頼関係をより強いものにするためにも、この演説を了解した事は日本の安全保障にメリットあったという意見もあります。
曖昧な姿勢では信頼は得られないのを考えると、侵略に対する明確な姿勢を世界に示せたならば良いと考えられる。
プーチンが陣頭指揮をとるロシアは開き直りつつあって、北海道への侵攻する想定論もあがっています。
ロシアは主権国家を侵略し、核使用ちらつかせ、世界の敵になっています。
国際社会への復帰は絶望的で経済制裁によりいずれは北方領土も手放すかもしれないというのは楽観過ぎる。
かつてのソ連の指導層が画策によれば、北方領土だけにとどまらず、北海道全土を懐柔しようとする動きも警戒しなければならないでしょう。
今やアメリカも世界の警察ではないし、アメリカが安全保障条約で守ってもらえるとか依存や平和ボケしているのは危険です。
日本は自助努力が必要であり、隣国のロシアや中国や北朝鮮など、対半島への防衛力を強化する必要があるでしょう。
この記事へのコメントはこちら