空飛ぶタクシーが実用化加速!ジョビーとANAの提携で大阪万博に期待
ジョビー・アビエーションは「空飛ぶタクシー」開発しているアメリカのスタートアップ企業で注目されています。
同社は日本の大手航空会社のANAホールディングス(HD)が2022年2月14日、日本初となる空のライドシェアリングの導入で提携すると発表した。
両社のプランによれば、大阪駅から関西国際空港への移動をわずか15分間のフライトで実現できるという。
さらに、日本の大手自動車会社、トヨタ自動車が両社の提携に参画することになり、輸送について協力すると考えられます。
世界中の開発企業は資金調達に動いています。
日本では2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の開催までに、空飛ぶタクシーの運用をめざしているので、実現に向けて勢いづいています。
トヨタが出資するジョビーは5人乗りの機体を開発しています。
最大航続距離は241キロ、最高時速は200マイル(約322キロメートル)とのこと。
ジョビーは2022年内に第1号機の生産を目標としていて、2024年の就航を目指す。
ジョビーは今回の提携について、アメリカとは違うマーケットで現地の企業と協力して事業展開する経営戦略を実践した結果だと解説しています。
ジョビーが日本ではANAを選定したわけで、両社はインフラ開発、航空交通管理、パイロットの訓練、運航業務で、どのような協力体制を構築して実現してくれるのか興味深いです。
以前から電動式空飛ぶタクシーは実用化に向けて研究開発を行っており、現在では実現性が見えてきています。
空飛ぶタクシーは、都市集中化を回避する手段として期待されています。
空飛ぶタクシーの強みは、都市間利用が可能ということです。
タクシー運用の回転率を上げて、乗り合いを前提にすれば、地上のタクシーよりは少し割高になる程度なら、現実的な価格で利用できそうです。
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