Netflix会員数失速の背景と原因!イカゲーム後はヤバい
米ネットフリックスの会員数の伸び悩みの兆しを垣間見れると騒がれています。
コロナ禍によって、巣ごもり需要が幸いにも動画配信を楽しむ傾向が強まりました。
会員数が急拡大してきたが、2022年1~3月期はその勢いが失速しました。
ライバル企業が多数出現して動画配信に乗り出した結果、顧客獲得競争が激しくなり、たくさんの番組が流れて、市場が飽和しているという見解が浮上しだしています。
■会員数、大幅激減の予測
会員獲得数がコロナ前まで回復しない理由や原因は、競争激化影響があるのかもしれないとしながら、具体的には分からない!と役員たちが決算会見で見通しについて発言した。
2021年10~12月期決算は、売上高が約77億ドルで過去最高でした。
韓国ドラマ「イカゲーム」の大ヒットもあって、世界の有料会員数は約830万人増え、約2・2億人に達し、日本でも会員が大幅に増えた。
しかし、2022年1~3月期の会員増加が250万人になるまで急落する想定はアナリストの予想(580万人増)を大幅に下回り、市場に衝撃を与えた。
21年1~3月期の約400万人増と比べても見劣りする。
市場から高い成長が見込めないとみられ、一時期には同社の株価は20%超も値下がりした。
「動画配信ビジネスはたた本当に儲かるのか」との疑問がメディアアナリストからも聞かれるようになってきました。
配信モデルでは話題の新作を出し続けることで会員を魅了し続けるのが至上命題ですから、Netflixは投資し続けます。
Netflixは2021年、コンテンツ制作または獲得のために170億ドルを費やし、キャッシュフローは赤字となりました。
2022年は190億ドルを費やすという予想があがっています。
ライバル企業も巨額の投資をおこなっています。
ディズニーは今年度Disney+、Hulu、ESPN+のコンテンツに330億ドルを費やすという見込みには驚きます。
2020年5月スタートしたワーナーメディアのHBO Maxのアプリは、2021年の娯楽関係で最も多くダウンロードされました。
また、後発のParamount+、NBCユニバーサルのPeacockもオリジナル制作に必死です。
どこかのサービスが抜きん出るのか、共倒れになるのか気になります。
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