子供の感染怖がる母親の心中「#赤ちゃんに触らないで」が話題の理由
新型コロナウイルスの感染拡大が顕著な最中、SNSのツイッターで「#いきなり赤ちゃんに触らないで」とハッシュタグを付けた投稿が話題になっています。
デルタ株は子どもにも感染することが盛んに報道され、親が心配する気持ちはわかります。
知らない通行人に子供を触られるときに感染リスクの不安を訴えています。
投稿した女性は母親の立場としては「コロナウイルス対策を考えるとむやみに子どもに触って欲しくない。しかし、あやすつもりで触られるので断りにくい」と困惑している。
生後11カ月の長男を育てる大阪府の女性が投稿した内容が発端になった。
外出時に断りもなく赤ちゃんに触ってくる人がいます。
コロナ禍では感染のリスクがあるためやめてほしいです!と投稿したところ、7000回以上リツイートされた。
コロナで本当に不便な世の中になった。
他人に話しかけることすら気を遣う世の中になってしまった。
ただ、何の断りもなく知らない子どもを触るのは常識ないでしょう。
「赤ちゃんの手を握られた」「マスクをせずに顔を近づけられた」
など嫌な経験を訴える声も相次いでいました。
女性によると、路上などでベビーカーを押しているとき、高齢者から子供の手足を触られることが多いという。
「かわいいと言われるのはうれしいが感染が怖い。後で除菌シートで拭いたりしている」と苦悩を語る。子育て中の友人らも同じ悩みを抱えていることが分かり、ツイッターで呼び掛けた。
日本の子育て環境は孤立化しつつ傾向が強いです。
そのため、地域の人とのかかわりが脆弱化しているため、見知らぬ人のちょっとしたかかわりに神経過敏になりがちなのだと考えられます。
飛沫感染防止のためマスク着用は確認すべきなのは当然です。としつつ、「短時間触るだけであれば感染のリスクは極めて低い。心配し過ぎないで」と訴える。
ただ、「親の不安には寄り添わないと」と話し、「小児科医でさえ、子供に触るときは本人や親に許可を取る。事前に尋ねるのがマナーだろう」と苦言を呈した。
本来はこうした声をかけてくれる方はありがたいはずです。
そのため、小さな子どものいる親への精神的ストレスへのサポートが不可欠です。
地域の子育て支援も集まりにくい状況なので、インターネットなどを活用したり様々な周囲の人や行政機関の支えが求められます。
同時に「赤ちゃんに触らせないで」という声もあります。
マスクできない年齢の幼児を連れ回して、ベタベタと商品触らせたり奇声をあげている光景をよくみかけます。
こういうのも注意喚起すべきでしょう。
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