ホリエモン教育ビジネス参入の理由、ゼロ高の賛成批判の根拠とは
実業家のホリエモン、堀江貴文氏が、近畿大学の卒業式のスピーチで述べた言葉は今でも印象に残ります。
堀江氏が教育機関を設立し、新しい教育にチャレンジしています。
SNS education(東京都港区)が運営するサポート校「ゼロ高等学院(ゼロ高)」。
座学を目的としていないのが特徴の一つで、行動を目的として新たな学習形態を提供している。
既存の通信制高校と連携した教育を推進しているので、生徒は高校卒業資格も取得できる。
ゼロ高からは会社を設立した「女子高生社長」も出ている。
さらに、堀江氏を顧問に迎えたプリスクール「ZERO International Preschool」が開園。
3歳から6歳を対象に生徒の募集を始めていて、堀江氏もオンラインを中心にカリキュラムに助言するそうです。
東京での取り組みが軌道に乗れば他の地域でもフランチャイズ化していく計画もあるそうです。
そもそも堀江氏は現状の教育の何に疑問を感じていて、どこまで前進したいのでしょうか。
大規模な組織で働き周りの人と協働するためには、ある一定の基礎学力と常識を持つのは必要です。
しかし、幼い頃から自立して、トライアンドエラーを繰り返し、対人にプレゼンして批評を受けると、成長速度が半端ないです。
人生怖いもの無しになるし、メンタル強化につながる経験は本当に人生の礎になるでしょう。
既存の学習指導要領に沿った当たり障りのない教育が、人生を救うわけではありません。
令和になってもマニュアル教育による弊害があると行動しないし、教えてもらってないのをできない言い訳にしてしまう思考回路やマインドセットはとても危険です。
このような学校は好奇心にあふれたやる気のある人にはプラスに作用すると思います。
一方で、好奇心はあまりなくやる気もあまりない人間にはマイナスになるという声もあります。
あくまで効率的な面から考えれば理に適っているとかもしれない。
学ばなくても良い根拠が「Googleで調べれば分かる」「YouTubeを見れば分かる」というものばかりで大丈夫なのかという心配の声もあります。
従来の学校教育には何の問題もないわけではないが、デジタルコンテンツが完全に代わると考えて良いのか不信感を強めている立場もあります。
ネットに左右されない人間教育をネットでやろうという取り組みが求められています。
ネットが何よりも最優先されている教育が果たして、どこまで成功するのか注目したいです。
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