東大生の勉強方法「ガントチャートノート」で自己管理能力UP
東大生は行き当たりばったりで勉強する方法として進捗管理を徹底しているようです。
勉強習慣がうまくいかない人は、勉強の進み具合を意識して管理していない可能性が高いです。
『東大生のノートから学ぶ 天才の思考回路をコピーする方法』著者であり現役東大生の片山湧斗氏によると、
この書籍では、「ガントチャートノート」の詳細や活用方法を紹介しています。
勉強のエキスパートがすすめる「ガントチャートノート」とは?
「ガントチャートノート」とは、科目ごとに捗っているのか進み具合を目視することで計画して勉強習慣を身につけることができます。
「ガントチャート」とは、主に仕事で使われる工程管理表です。
縦軸にタスクなど、横軸に日時を書き、グラフ化にして進捗を確認するためのものです。
誰が着手して、終わる予定なのか、どこまで進展しているのか、視覚的に把握することが可能です。
勉強用のガントチャートノートは、科目ごとにページを変えながら作成します。
勉強が進んだら、教材の横軸を終わった範囲まで塗りつぶし、日付を記入します。
ガントチャートノートだと、同時並行で進めていくいろいろな勉強の心理的負担を軽減しやすいです。
挫折しにくい勉強方法として、進捗を把握することで自信をもって勉強を続けることができるのです。
それぞれの参考書をいつまでに仕上げるか期限設定してカリキュラムを自在に作り上げれます。
期限までの進捗をページ数で確認することで、学習ペースを把握しやすくなります。
大きな目標を細分化して小さなゴールを明確化することは、ビジネスでも重要です。
振り返れば、やっていたことは一般的なオフィスの業務とほぼ変わりません。
またガントチャートノートは、脳科学的からも勉強習慣に役立つそうです。
目標を細分化することで小さい成功体験を実感できます。
継続する工夫として、大きな目標を細分化して日々の小さなゴールを明確化することもすすめています。
細かなスモールステップでの目標達成が脳への達成報酬となり、モチベーションや思考力を上げてくるドーパミンが分泌されやすいそうです。
また、ドーパミンが分泌されると心地よく感じるため、脳は「またその状態になりたい」と働くようになるのだそう。その結果、モチベーションを低下させず努力を継続できて、勉強の習慣化につなげられます。
さらに、達成度の可視化や目標の数値化によって、ゲームのように楽しむことでもドーパミンの分泌が促されると菅原氏。ガントチャートノートはこれらの条件を満たした、勉強の習慣化に適したノート術なのです。
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