酒が離婚リスク拡大!妻が酒好き、夫が下戸だと3倍の理由
家庭でも飲み方によって、夫婦の温度差で離婚リスクは高まるようです。
夫婦のどちらかが“下戸”だと、次第に亀裂が生じやすいのは本当でしょうか?
2013年の米国のアルコール依存症研究誌による、約2万組の夫婦を対象にした追跡調査が興味深いです。
夫婦とも少し飲む場合と比べ、夫だけが大量に飲むカップルは離婚のリスクが1.5倍、妻だけだと3倍という調査結果が話題になりました。
それでなくてもコロナ禍による「家飲み」で、酒量が増えている人が多いと聞いたことがあります。
日本でもまだ女性が酔っぱらうまで飲むことに対して白い目で見る傾向があるそうです。
飲めない人の中には「つまらない人間と思われているかも」というコンプレックスを抱えている人がいます。
しかし、飲める人にとっては「あなたが飲めたらいいのになぁ」というような自分勝手な発言をしてしまう人がいます。
飲めない人にとっては、コロナ禍で家飲みに付き合わされるのを苦痛になっているケースも増えているようです。
誰かに相談しても相談相手が飲める人だと飲めない悩みを理解してもらえにくいです。
夫婦ともにお酒を飲める同士だと仲良しになりやすいという話も耳にしますが、一方が飲めずに溝が深まったということも度々聞きます。
嫌なことがあったり精神的に疲れたりしたらお酒を飲むというのを習慣にしてしまうと、酒によって感情の起伏が激しくなってしまいやすいです。
酷い人は悪い醜態をさらしてしまって、お酒が良い効果とはいえない状態になってしまう人もいます。
お酒で成功する人より、飲酒で失敗する人が多すぎます。
多くの嗜好品が有るなかで、お酒による失態が際立っているとなると、夫婦円満にも何かした影響を与えているのかもしれません。
夫婦のいずれがお酒飲めないならば、家飲みの程度に気を付けるほうが良さそうです。
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