事実婚の増加理由!なぜ結婚しない背景や問題と後悔

   2023/09/24

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 2021年の男女共同参画白書によると、年間の結婚の件数が51.4万件になり、1970年と比べるとほぼ半分(102.9万件)となった。

しかも現在では、結婚後のうち三分の一は離婚しているというデータもあります。

結婚するしないは個人の自由。

結婚制度という法律婚によって重責を背負うとなると、結婚を敬遠しがちになっているのが現代社会の特徴という声もあります。

結婚となると、金を稼ぐのと家事育児という重圧がのしかかる。

非正規社員だと低収入になり生活が苦しくなるし、家事育児のストレス過多だと、結婚したがらないのもわかるような気がします。

婚姻届だけで嫁婿になり、義理の親族姻族との人間関係が複雑になってしまう。

親や親戚とのつきあいや経済問題となど様々な課題をつきつけられるのを敬遠するために、近頃では「事実婚」を選択するのもブームになっています。

 事実婚とは、婚姻届を提出しない結婚です。

周りに事実婚する人がそれほど多いわけではないし、具体的な話を聞いたこともない。

知らなければ選択肢にならないのも当たり前だ。そこで私の約30年の事実婚歴を紹介しつつ「事実婚って、いいよ!」というお話をしようと思う。

一般的な旦那と妻という身分や役目に縛られたくないために、事実婚を選ぶケースを聞いたことがあります。

事実婚というのは、男女が互いに夫婦だと認めあったうえで、一緒に生活を始めて身近な人達に告げると始まります。

事実婚で一緒になる前に入念に話し合うのは当然でしょう。

他人同士が共同生活しようというのだから、感情だけでは長続きしないし、合意が必要となる。

法律婚しても、実子には親の介護義務は生じるが、嫁や婿には生じない。

親戚などの付き合いでも、法律婚でも付き合わない選択もできるし、事実婚でも親戚付き合いを行ってもかまわない。

夫婦二人が自立した経済力あるのであれば事実婚であっても良いでしょう。

ただし、日本の現行法では、共同親権が認められない。

親権をもっている側の決定権が絶対なので、二人の関係が上手くいっている間は問題ない。

しかし、親権を保持している側が新興宗教に熱中したり不適切な育児しているなどの場合、親権を奪い取るのは入籍するよりもはるかに心労を負うことが多いです。

二人の関係性が順調ならば、事実婚・法律婚のどちらでも良いです。

 ここで大事なのはあくまで「一緒に暮らすための大筋の合意」であるという点だ。趣味や嗜好から主張や主義まで他人なのだから違うのは当たり前、それを細部まで掘り下げる必要もない。

関係性が壊れてしまうと、認識していない間に空欄だったはずの配偶者欄に他人の名前が記入されているという衝撃な事実に直面する場合もあるかもしれません。

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