政府が東京五輪の簡素化を主張!観客減らすPCR検査案も浮上

   2020/11/25

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 新型コロナウイルスの影響で来夏に延期された東京五輪・パラリンピックを巡り、政府が大会時の感染予防のため、運営方式の簡素化について検討を始めたことが分かった。

従来通りの通常開催を目指す一方で、観客の削減のほか、選手を含む大会関係者や観客へのPCR検査など医療態勢整備も対策案として出ている。

 菅義偉官房長官は、安倍晋三首相が掲げた「完全な形」での東京五輪・パラリンピック開催方針を維持するかどうか明言を避けた上で「安心、安全な大会にすることも極めて大事だ」と説明。

東京都の小池百合子知事は「いろんな研究を国や組織委と連携してやっていきたい」と述べた。

五輪招致の段階でのコンセプトは「コンパクト」でした。

予算も7300億円(2013年1月時点)でしたが、気が付いたら一時期には3兆円を超えて驚いた。

そして、今は再び「簡素化」を主張しだした。

コロナ以前から、予算が膨れるたびに「観客席を減らそう」という案も浮上している。

そのたびに「五輪を開催する意義」が叫ばれてきた。

あえて自国開催で五輪をやる意義には、少なからずスポーツによってもたらされる希望や連帯というのが見え隠れしているはずです。

何が目的でオリンピック開催するのか意味不明になっているような公共事業は滅多に存在しないです。

どうしてもビジョンや理念の足元が不安定すごる。そのため五輪開催までに迷走しているのだろう。

観客にPCR検査するという案まであるそうで、これには呆れます。

観戦当日の検査でないと意味ないですし、無症状者へのPCR検査は偽陽性、偽陰性が真の陽性よりも多いです。

検査を行うデメリットが無視できません。

新国立競技場や選手村という巨費を投じたハコ物をつくた後なのに、今さら簡素化なんてできるとは思えません。

当時、「競技場なんて仮設でいい」という賢明なコメントもNPでは出ていました。

この莫大な浪費をどうやって穴埋めするのか、しっかり追及すべきです。

日本のメディアと海外のコロナとの受取方に差があるでしょうか。

アメリカももちろんですが、ブラジル、ロシア、インドでもまだ感染者は増え続けている。

世界で見たら新型コロナは収束どころか第二波が始まり、オリンピックなんて言ってられない感じがします。

全世界がスポーツの祭典を心待ちにしているとは考えにくい。

ワクチンが開発されたら風向き変わるという期待はしないほうがいいかもしれない。

五輪の開催中止の可能性が濃厚になってきたとも受け止められます。

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