10代薬物依存者が急増!薬物より咳止め薬の乱用は本当?

 

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2018年に薬物依存などで全国の精神科で治療を受けた10代の患者が服用しているものが問題になっている。
10代患者の約4割以上が服用していたものとは何でしょうか?
実は、厚生労働省研究班の実態調査によって、せき止め薬や風邪薬などの一般市販薬を乱用していたことが判明した。
2014年の調査では1人もおらず、近年急増していることを示した。危険ドラッグの乱用者は1人もいなかった。
「消えたい」「死にたい」などと考え、生きづらさを抱えた若者が、一時的に意欲を高めるために市販薬を乱用するケースが多いという。
せき止め薬はインターネットでも安価で簡単に入手できます。
中枢神経興奮薬と抑制薬の両方の成分が含まれ、SNSなどで「幸福感が得られる」といった情報が流出していますが本当でしょうか?
多幸感が得られるというのは信じがたいです。
咳止め、風邪薬、鼻炎薬、下剤など、市販薬でも依存症になる人も少なくないです。
知り合いが薬局で働いていたときの話を聞いたときに驚きました。
陳列棚にあった某咳止めすべて買っていくお客が数人いたそうです。
毎日買いに来る人、他店で買ってそのレジ袋ぶら下げて買いに来る人など、一向に減らないし本当に多いそうです。
「もっとありますか?」と聞いてくるので、断ったとのこと。
完全に危ない人なのは明らかだったようです。
だからといって、販売しないわけにはいかないので、咳止め薬の陳列を調整するくらいしか対応できない。
簡単に買えるので罪の意識が低いし、人によっては罪悪感もない。
周囲の人間が気がつくときには依存度が進行しているケースになっているようです。
悪循環から脱出するためには個人の意思だけでは難しいです。
家族が親身になって接して根気よく治療と通院が必要になります。
また、国がもっと積極的に規制しなければいけないです。
乱用させたくないなら、厚労省が現状を改善するシステムを構築するのが大切です。
精神薬も患者が依存してくれるとラッキーなんだよね。
離脱症状について海外では以前から注意喚起されていましたが、日本ではほとんど聞かれません。
厚労省も医師会もメーカーも国民の健康増進には関心がないのでしょうか?
これらが癒着しているというコメントもネット上で流れているのも無理もないです。
精神薬の依存者がいれば、利益を確保できるのも事実なのですから。
いずれにしても、闘病中であれば、薬を服用しないわけにはいかないが、個人の乱用は人命に関わるとても危ない行為です。

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