円安で日本貧乏化が加速!国際競争力低下、悪いインフレなど経済衰退の背景と原因

   2022/05/06

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ひどい円安が目立っていて止まらないです。

ドル円の実質実効為替レートは50年前の水準になってきているとは驚きます。

日本の製造業が拠点を海外にシフトしたことや国際競争力を低下させていることで、円安となっても以前ほど輸出が拡大していないのは大問題です。

一方、ロシアによるウクライナ侵攻で原油や天然ガスなどコモディティ価格が急騰したことで輸入額は急拡大し、貿易赤字の幅は拡大していることです。

この状況が続けば所得収支の黒字以上の貿易赤字となり、1980年のオイルショック以来42年ぶりとなる通年での経常赤字転落も視野に入ってきています。

経常赤字になると円を売って外貨を購入する需要が発生するために円安が加速しやすくなりますし、リスクイベントが発生した時も経常赤字の国の通貨は売られやすくもなります。

日本は主要国の中で唯一コロナ前のGDP水準を取り戻せていませんが、その中で円安に拍車がかかり食品やガソリン、電気やガスなどのユーティリティのコストが上昇することは人々の生活を直撃します。
そして、この円安は私を含む海外に暮らす日本人の生活にも大きく影響してきています。

国内でも危険になりかけている。

電気もガスも食料もガソリンも値上がり比率が異常です。

すでに月に数万円の出費増になっている家もある。家計のどこかを締める必要が出てくるが、そこは観光や娯楽が絞られる。

すでにダメージがある観光とバスや航空会社が耐えられるのか。

今の円安は戦争影響が大きく、経済制裁はロシアだけでなく経済衰退中の国も直撃する。

円が売られるというより日本が売却されている悲惨な状況!だという意見もあります。

近年稀に見る最悪な円安とも言えるかもしれません。

本当に日本経済が暗黒時代に入って、経済先進国とは程遠い国に没落してしまうかもしれません。

今の実態は輸入に頼り切っていた日本経済への警告とも捉えられる。

内製化や自給率をおろそかにしていた事を反省して、この機会に食糧自給率の議論だけだけに限らず、抜本改革が早急に必要だと思います。

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