みずほ銀行のデジタル化推進策!70歳未満の通帳発行手数料の裏事情

   2020/09/20

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みずほ銀行は2021年1月から、70歳未満の顧客が新しく口座を開く際に通帳の発行を求める場合、1冊あたり1100円の手数料をとります。

大手銀行では初とります。通帳発行手数料導入です。

デジタル化に誘導させる方法としては悪くない方法です。

一方で、手数料を取らないといけないほど経営が苦しいのかと思われてしまうかもしれません。

いずれにしても、みずほ銀行が実行するなら、他のメガバンクも同様な動きを検討するでしょう。

実際にネット銀行では、最初から通帳を発行していないし何も不便を感じない。

70歳以上無料は理解できますが、デジタル化を推進するのであれば、すでに口座を持っている顧客の繰越し通帳を有料にしないのはなぜでしょうか。

スマートフォンなどで閲覧可能な「デジタル通帳」の入出金履歴を最大で10年間分確認できるようにしたのであればなおそのように感じます。

アプリの利用促進によって、利用頻度や履歴を一括管理で利用率が増加するでしょう。

キャッシュレス決済、デジタル領収書と組み合わせることで、家計を自動的に管理できるようになるのを期待しています。

現金と通帳記入で家計管理するよりもずっと便利で効率的になります。

ペーパーレス化していって欲しいと思います。

半強制のデジタル化でないとユーザーも変わってくれない。

特にテクノロジーのリテラシーが低い人は変わろうとする意識がほぼない。

通帳を利用しなくても、履歴はマネーフォワードで保管しているから困らない人もいます。

スマホを持たない人を除けば、デジタルの方が便利ですし紛失のリスクもなくなる。

この有料はデジタルの促進だけでなく、詐欺に使う通帳が減るかもしれないと期待したいです。

デジタル化による顧客サービスの充実に繋げないと銀行の存在価値はなくなっていくでしょう。

デジタルを推進するのは構わないとしても、システムトラブルだけは絶対に起こさないように善処してほしいです。

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