トヨタ、世界7位!2021年ブランド価値ランキング100位入りの評価
米コンサルティング会社インターブランドは2021年10月21日、世界で事業展開する企業の2021年のブランド価値ランキングを発表した内容に驚きました。
日本勢は7社がトップ100に入り、最高は前年と同じ7位のトヨタ自動車。1位は9年連続で米アップルだった。
Appleのブランド価値は本当にすごいです。
このランキングを見ると、アメリカはGAFAなどが上位に来て、企業の新陳代謝が進んでいます。
GAFAMの内の4社はトップの熾烈な争いで、Facebookだけが15位で下位にいる。
Teslaは14位ながら+184%は桁違いで、破格の成長率にはビックリしました!
インターブランドは財務や将来性などを金額に換算し、ブランド価値を比較している。
TOYOTAは「CASE(ケース)」と呼ばれる電動化などの次世代技術や、静岡県裾野市に建設中の実験都市「ウーブン・シティ」などの先進的な取り組みが評価された。
日本勢でトヨタに次いだのはホンダの25位。
部品不足による生産停滞などで前年の20位から順位を落とした。
日本は、トヨタ、ホンダ、ソニーなどが相変わらず上位で、新陳代謝があまり進んでいないことがよくわかります。
新陳代謝がある程度進んでいるのは、大手に関してはユニクロ、ソフトバンクバンク、楽天などしか思い浮かばないです。
平成以降に誕生した会社は、ソニーのような世界を驚かす企業が見えてこないのが残念です。
ランキングでは、トヨタ、ホンダと製造業ばかりが日本の看板になってしまいました。
トヨタ・ホンダ・日産等の自動車メーカーは、世界ではブランド価値を評価されています。
今まで内燃機関で培ってきた経験、PHV・HV・FCVで転換してきた技術を、次世代にむけて飛躍してほしいです。
アメリカはむかしは製造業の企業が上位に並んでいましたが、今ではGAFAが圧倒的な上位を占めています。
日本は依然として製造業の自動車産業に支えられています。
これからどのように変化して進化していくのか注目したいです。
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