廃鶏の悲しい現実!鶏卵鶏が日本のアニマルウェルフェア裏事情
アニマルウェルフェアという言葉があります。
人間が殺生しながら生きるのであれば、その飼育環境、なるべくストレスを与えない、屠殺する時も苦しめないのは大切です。
酪農家はコストを考える必要があるので仕方ないとして、アニマルウェルフェアが日本でも浸透すれば、多少値段が高くても買う人は増えるでしょう。
日本で値段が高くなるのは、肉のブランド名。
コレとは違って、先進国であればこういう動物への取り組みで値段を上げるのは悪くないです。
諸外国は全て平飼いの安全なニワトリを食べているわけではし、平飼いの安全なニワトリはかなり高いです。
採卵鶏は最大で約700日間生き、劣悪な環境で産卵をさせられる。
それでもまだ役目は終わらない。最終的に「廃鶏」として出荷されるとは恐ろしい。
廃鶏となった採卵鶏は、ブロイラーに比べて身体が小さく、肉としての価値が低いし扱われ方も酷い。
狭いケージにギュウギュウに押し詰められ、処理場へ運ばれます。
ボロボロとなった採卵鶏は、最後まで苦しめられる。
卵について、スーパーで普通に平飼いの卵を販売していますし、平飼いにすると生食できないわけではないと思います。
でも、アニマルウェルフェアのために商品価格が上がることに反対の人もいます。
価格上昇を最低限に抑えるために、まずは飼育方法の見直しではなく、屠殺方法を見直すのも大切です。
屠殺の苦痛を取り除くことから始めるのが最善との声もあります。
EUのようにガスで鶏を気絶させた後、頸動脈を切断し、なるべく苦しめないで絶命させる方法です。
ガススタニング導入だけなら、びっくりするほどの高価格にはならないと思います。
一日も早く、屠殺の苦痛を取り除いてあげたいです。
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