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　米Facebookの日本を含む世界のユーザー5億3300万人の個人情報が、アクセスできるサイバー犯罪フォーラムで公開されていると複数のメディアが2021年4月3日（現地時間）に報じて話題になりました。

Facebookはメディアに対し、「2019年に報告された古いデータで、このデータが流出した原因の脆弱性は修正済み」と語った。

データは国別にダウンロードできるとはいえ、、日本のデータは42万8625人分とのこと。

　公開されているデータには、Facebookユーザーが「基本データ」に登録したものです。

非公開設定にしていたとしても携帯電話番号なども対象だったとは驚きます。

2019年に流出した個人データは同年9月、どんなでもアクセスできるデータベースに保存されていた。

このデータベースはその後アクセスできなくなったが、TelegramのbotでFacebookユーザーの個人情報を検索できる有料サービスに5億人の個人情報が利用されていると報じられた。

このときもFacebookはメディアに対し、データは2019年8月に修正した脆弱性に関連するものだと語った。

　古いデータにしろ、当時からFacebookを使い続けており、電話番号やメールアドレスを変えていないユーザーのデータは、ロボコールやスパムメール、さらに悪質なサイバー犯罪に利用される可能性がある。

データベースは簡単にコピーできるので、この犯罪フォーラムから削除されても完全に消えることはない。

個人情報管理は対策を徹底しても、完全に100％対策するのは難しいです。

不正アクセス等の外部犯行よりも、内部犯行の割合の方が多いです。

世の中の個人情報漏洩事故の2／3は内部犯行あるいは内部のヒューマンエラー等が原因と言われています。

隆盛しているインターネット社会の現代において、個人情報を一切晒さないで、生きていくのは不可能でしょう。

さらに、個人情報を公開しないでとなるとサービスを受けれないので不便です。

そして大半の人は個人情報が流失したところで、主だった被害はないです。

　利用規約上、 Facebookは個人情報を収集して販売することは同意するのは前提です。

しかし、個人情報を十分に保護し、不正アクセスが発生しないように対策するのはFacebookの責任です。

ユーザとして、フェイスブック側が充分に情報を保護すると同時に、ハッカー対策すると期待します。