ユーグレナがバイオジェット燃料実現!ミドリムシで商業フライト狙う!
ミドリムシを利用したバイオ燃料の製造などを手がけるユーグレナの発表が話題になっています。
神奈川県横浜市に保有しているバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントで、米国材料試験協会が定めた国際規格「ASTM D7566 Annex6 規格」(以下、ASTM規格)に対応したミドリムシ由来のバイオジェット燃料が「完成」したとのこと。
同社は今後、実証プラントで製造したバイオジェット燃料を利用した航空機の商業フライトの実現に向けて、航空運送事業者や航空局等との最終調整を進めていくとしている。
ASTM規格とは、ユーグレナの実証プラントでは、アメリカのChevron Lummus Global, LLC(以下、CLG社)とApplied Research Associates, Inc.(以下ARA社)が共同開発したバイオ燃料製造技術である「BICプロセス」を利用して燃料を製造。
この原料としてミドリムシを利用しており、ミドリムシを使った製造プロセスがASTM D7566 Annex6 として認証されている。
■バイオジェット燃料を供給可能
ユーグレナは、2018年10月に実証プラントを建設すると、2020年3月にバイオディーゼル燃料の完成を発表して様々な声が寄せられました。
これまでにバスやフェリー、タグボート用の燃料などとして、バイオディーゼル燃料の導入を先行して進めてきた。
一方、航空機の燃料となる「バイオジェット燃料」については、2ユーグレナ、バイオジェット燃料「完成」を発表して年内に商業フライト実現するそうです。
ミドリムシを利用したバイオ燃料の製造などを手がけるユーグレナの発表が話題になっています。
神奈川県横浜市に保有しているバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントで、米国材料試験協会が定めた国際規格「ASTM D7566 Annex6 規格」(以下、ASTM規格)に対応したミドリムシ由来のバイオジェット燃料が「完成」したとのこと。
同社は今後、実証プラントで製造したバイオジェット燃料を利用した航空機の商業フライトの実現に向けて、航空運送事業者や航空局等との最終調整を進めていくとしている。
原料としてミドリムシを利用しており、ミドリムシを使った製造プロセスがASTM D7566 Annex6 として認証されている。
ガソリンとバイオ燃料、どちらも車が動くという結果においては変わりません。
何が違うかといえば、CO2を出す量ということになるでしょう。
ガソリンとバイオ燃料の差額はどれくらいかというのは、1トンあたりのCO2削減にどれほどの経費が必要になるのか?ということで決まります。
もしそれがあまりに高額なら、他の手段でCO2を減らした方が良いでしょう。
省エネなど様々なCO2削減の方法がある。
エネルギー小売り事業の競争が難しい理由は、結局、エネルギーの使用体験に差はなく、コストの違いくらいしかないからです。
ユーグレナも低コスト化と量産体制を充実する施策に取り組んでいるでしょう。
商用プラントに政府(NEDO)の補助金も入っていますし、日本発の技術として、成功してほしいです。
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