コロナ感染判明なら清掃代10万円?ホテルの経営に疑問の声

   2021/10/20

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 新型コロナウイルスの感染者が出た専門学校の学生が、宿泊先ホテルから「感染していたら清掃代を請求」などと説明され、延泊を断念していたことがわかった。

旅館業法は、感染症を理由とした宿泊拒否に厳しい条件を定めており、法律の専門家はホテルの対応に疑いを持っている。

一方、宿泊業界からは「法は実態にあわない」として改正を求める声も上がっている。

 延泊できなかったのは、専門学校の学生5人。

学校によると、寮生活の学生1人の感染が発覚し、学校は寮の一部を閉鎖した。

2月21~22日に理学療法士などの国家試験を控えていたため、保健所の調査でPCR検査や自宅待機も不要とされた寮生のうち5人は、学校近くのホテルに宿泊して勉強を続けた。

 だが、数日後に5人が延泊を申し込み、学校で感染者が出たことを伝えたところ、ホテル側から「あなたたちの感染が判明すれば清掃代10万円を請求する」「他の客にキャンセルが出たら損失分も請求する」などと言われたという。

ホテル側も客商売の為、他の客に迷惑になる事を排除するのは仕方がないかもしれません。

学校側も、感染者の感染経路の特定と関係者のPCR検査を実施した上で、ホテルを利用すべきだった。

特に、感染経路が会食だったらその本人の責任だと考えられます。

 5人は延泊を断念し、友人宅などに身を寄せて勉強を続けた。

ホテルの対応にショックを受け、泣いて学校に相談した学生もいたという。学校の担当者は「濃厚接触者でもなく、感染のリスクが低いのに、清掃代などを求めるのは差別的な対応ではないか」と憤る。その後も5人に症状は出なかった。

リスク低いならそもそも寮で感染者出たからといって寮を閉鎖しなくても良いはずです。

延泊のタイミングで感染の話をしたということは、最初は何も言わず宿泊したということ。

ならばホテルの対応が延泊のタイミングで変わるのは当然です、何の問題があるのか。

宿泊拒否はしていないです。

そもそも学校がホテルに丸投げしたのが問題です。

きちんと感染の情報を伝えたうえで学生の宿泊先を確保すべきだったのにそれを怠った。

感染自体は誰のせいでもないが、問題に対処すべきは学校側。

その責任を果たさないで、学生とホテルにかぶせた。

あたかもホテル側が悪いかのように報道するマスコミに大きな問題が内在していると感じます。

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