Tweet

Pocket

アニメやゲームのキャラクターに扮するコスプレに著作権使用料が議論されてきました。

政府は、海外にも人気が広がるコスプレが著作権トラブルになる事態を防ぐため、ルール整備にようやく着手するそうです。

利益が出た場合、著作権法との関係が不明瞭だったからです。

日本文化を海外に売り込むクールジャパン戦略の柱として期待しており、積極展開を後押しする。

　日本アニメは海外のファンが多く、コスプレイベントも増えてきた。

コスプレが非営利目的なら著作権法に抵触しないが、写真をインスタグラムなどのSNSに投稿したり、イベントで報酬を得たりすれば、著作権侵害に当たる可能性が出てくる。

アニメは日本が世界で戦える強みのあるジャンルですし、法整備や投資を進めるのは妥当という声が多いです。

コスプレによって作品が有名となり、漫画やDVDやオンデマンドの購入課金課金によって原作者やその関係会社などにお金が入るというエコシステムが作られるのは良い流れだと感じます。

しかし、コスプレの権利侵害に規制を強め過ぎれば、今まで盛り上げきたファンたちが熱狂を生み出し、拡大してきた業界の潜在能力の歯止めにつながる恐れもあります。

海賊版などによる弊害からクリエイターや制作側の権利を保護することは重要です。

その一方で、アニメを法規制で拡大の可能性を弱めることにならないように工夫も必要です。