コロナでウナギ店に乗換え増加の理由
新型コロナウイルス禍で厳しい経営が続く飲食業界において、和食店舗をウナギ料理店に転換する動きが相次いでいる。
どうして鰻屋に乗換えるのか?その理由が興味深いです。
コロナ拡散の事態によって、ウナギを焼き上げ、店内でうな重やせいろ蒸しなどを提供する店が増えています。
そのほか、持ち帰りにも応じて、香ばしい匂いに誘われて次々と客が訪れています。
イタリア料理の料理人だった方はうなぎ専門店で数カ月間修業して開業しました。
いまではうなぎを求める客足は好調で「価格の高い商品が人気」だという。
老舗割烹から転換したケースもあります。
コロナ禍で宴会が激減し、売り上げが9割減となる月もあったそうです。
一品料理として扱っていたウナギに特化した。
備長炭で焼き上げた「うな重」を提供する。
持ち帰りも多く、週末には休む間もないほどでウナギ人気に驚いている。
一時は廃業も考えたが、諦めなくて良かったと声を弾ませるお店もあります。
こうした動きの要因として関係者が挙げるのは、コロナ禍で起きている消費の変化が影響しています。
旅行やレジャーを自粛せざるを得ず、その反動で食事にプチぜいたくを求める傾向が強まっている。
同様の理由で焼き肉店も好調です。
焼肉との大きな違いは、ウナギ料理は持ち帰りにも適しています。
鰻料理は巣ごもり需要との相性も良い。
最近はスーパーでも土用の丑には店頭パフォーマンスもやるし、中国産なら冷凍でも売っています。
鰻食べたいだけなら業態変化でも国産の焼き立てだけでも贅沢になるでしょう。
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