コロナで雇用保険料が上昇!雇用調整助成金の負担増で財源不足
厚生労働省は雇用保険の保険料率を引き上げる模様です。
新型コロナウイルス感染が拡大していることで雇用調整助成金の給付が急増しました。
その結果、財源不足が緊迫してきているのが原因です。
国費投入のほか、企業や従業員の負担が増大しています。
フリーランスの雇用拡大など、仕事のやり方が複雑になっている最中、財源を確保する方法ともに、雇用をスムーズにしていくための対策としていくために課題が多いです。
年功序列と終身雇用が日本にはいまなお残り、政府は企業を保護して解雇させないのを雇用保障の根源にしているのは時代遅れです。
競争力を失って仕事をなくして企業の従業員の人件費を雇用保険料という税金で賄っている。
日本以外の国々は、企業を保護するより、会社を離れた従業員を積極的に保護することを基本にしています。
雇用保険は仕事を失った人が生活苦にならないようにする失業者に向けて役立てる。
コロナ禍で大変だった企業は、雇用調整助成金にかなり助けられたでしょう。
2021年の3月末まで給与額の全額が助成金として出されていて、4月からは減額されています。
助成金を受けている企業に入社した人の中には出社したこともなく、自宅待機し続けて給料を受け取っている状態が続いていたそうです。
雇用調整助成金が出ている間に転職できるように技術や経験を磨き続け、人材を必要としている会社で能力を活かして活躍することです。
しかし、そう簡単ではないという矛盾で、身動きが取れなくて、解雇も退職もできない企業や労働者がまだ存在していると思われます。
財源確保のために是が非でもやらなければいけないほど切迫しているとは残念です。
変動し続けている人材のニーズに合致するように、労働しながらワクワクを感じられる社会になるのを期待しています。
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