米メルクの飲み薬に注目!日本導入、軽症者治療薬の特例承認
新型コロナ飲み薬のは以前から話題になっていました。
コロナ対策には、予防のための「ワクチン」と治療段階になったときの「治療薬」があります、
政府は、新型コロナウイルスの軽症者向け治療薬を取り入れる見込みです。
アメリカの大手製薬会社メルク社が開発した経口薬(飲み薬)、これを日本国内で特例承認し、調達する方向で調整に入った。
コロナ対策が進み、医療体制の再編や見直しに役立つかもしれません。
飲み薬タイプの抗ウイルス薬は自宅で服用できるなど扱いやすく、ワクチン接種とともに感染対策の切り札となる。
今後の調整次第では年内にも国内で流通する可能性が出てきた。
メルクが開発する抗ウイルス薬「モルヌピラビル」、政府関係者はこれを年内に向けて導入を目指しているとのこと。
ウイルスが体内で増殖するのに必要となる酵素の作用を妨害する。
対象者となるのは、発熱やせきなどの初期症状となる。
1日2回、5日間服用することで重症化を防ぐ効果があるとされる。
ただし、本当に効果があるのか未知数です。
モルヌピラビルの有効性は想定よりも大きいとされているが。
数万人規模で実施されたワクチンの臨床試験とは違います。
大きな臨床試験の結果での判断となるため、安全性についてまだ不明瞭で懸念点があります。
また、ウイルスの遺伝子に作用する薬剤とはいえ、発症抑制を期待できる反面、この薬剤が新たな変異ウイルスを導いてしまう恐れもあります。
有効なウイルス防御対策のワクチンとして必要なのに、その有効性を低下させてしまうかもしれないという危険も囁かれています。
一部の専門家の間で議論されています。
そのようなことが何もなければもちろん良いですが、この薬剤が汎用され総じてポジティブな方向性を導くかには、まだまだ慎重な議論や観察が必要だと思います。
軽症者が早期に回復できるのであれば、その後の重症化リスクを軽減し、他人にうつすのも激減できるものであってほしいです。
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