コロナ禍でネットカフェ倒産最多!経営破綻と打開策

   2021/10/06

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ネットカフェの大手であっても相次ぐ前年割れとなった。

限られた利用者の奪い合いが激しい。

生き残れる体力勝負は熾烈です。

ネットカフェなどの複合カフェ業界が新型コロナの影響で打撃を受けています。

帝国データバンクの調査では、漫画喫茶やネットカフェなど「複合カフェ」事業を主力とした企業の倒産が過去最多を更新したときは話題になりました。

年度ベースで倒産が10件に達したのは初めてで、例年にない速さです。

複合カフェ業態は、時間消費型ビジネスとして注目され、都市部を中心に全国で店舗数が増加しました。

漫画やPCを備える半個室タイプのものから、各種ゲームやシャワールームなど多様なニーズに対応する設備も充実している。

学生やサラリーマンなどから支持を得て市場規模を拡大させてきた。

日本複合カフェ協会によれば、複合カフェは2021年2月時点で合計942店舗 となり、全国で1000店規模に迫っている。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大で緊急事態宣言が発出され、全国的に来店客が急減。

また、ネットカフェに休業要請が出されたことで4~5月にかけて営業休止や時短営業を余儀なくされた店舗も多く、売り上げに大きな打撃を与えた。

緊急事態宣言解除してからもお客の来店は鈍かった。

ネットカフェでは在宅勤務の普及、夜の繁華街の人出激減といった影響を受けてしまった。

出社するサラリーマンが激減してネットカフェ利用の需要が芳しくない。

また、休校やオンライン授業によって学生の利用客も回復しない。

これでは稼働率は緊急事態宣言中とほとんど同じ低水準。

2020年には首都圏にも店舗展開し、ネットカフェとして知名度の高かった「メディアカフェ ポパイ」の運営が経営破綻するといったケースも発生しています。

大手・中小ともに厳しい業況が続いている。

地域によるのかもしれないが、ネットカフェ業者が淘汰されている印象がある。

サービスの良いところは店舗数が増え、悪いところが潰れている。

オーナーは同じなのか、店の名前が代わってサービスよくなったところもあるそうです。

6時間パック、12時間パック等という料金設定は以前からありましたが、3日パックや6日パックというものまで存在する。

洗濯機や乾燥機、シャワーも別料金で利用できたり、簡易宿泊所のようになっています。

完全個室で、その代わり漫画やドリンクバーのないネカフェもあります。

そこの料金体系は、時間単位やナイトパックに加えて1週間・2週間・1ヶ月のパックもある。

もはやシャワー・トイレ共同でキッチンなしの下宿処をなしています。

リーズナブルなイメージあるが、長期滞在となると料金も意外とバカにならない。

全体的なコストを考慮すると、安アパートを借りるが快適で安価だという意見があります。

また、いくら仕切られててもシャワーやトイレなど共同なわけで、どこで感染するか分かりません。

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