円安のインバウンド需要で日本経済活性化の裏事情
2022年10月11日から、日本政府がワクチン接種済みの外国人観光客の入国規制を大きく緩和して外国人旅行客の注目を集めています。
円安に苦しむ日本人の国内事情とは異なり、米ドルを持って日本に入国する各国の旅行者にとって、日本はとても格安な国に感じています。
入国措置の緩和によって、日本政府は円安メリットを最大限に活用することで、インバウンド国内観光で日本経済の活性化を狙うべきでしょう。
岸田文雄首相は衆院本会議での所信表明演説で「訪日外国人旅行消費額の年間5兆円超の達成を目指す」と述べた。
円安について、円ベースで考慮すると物価高になるマイナス原因になりやすいが、ドル基準にすると違ってくる。
アメリカ合衆国ではインフレが猛進して、モノやサービスの価格が驚異的に値上がっています。
アメリカから訪日する観光客の目線で見ると、円安のメリットによって日本国内の滞在中にはお得感を味わえます。
日本にあるモノやサービスの価格をドル換算すると、米国で価格と比較すると価値に対する新たな気付きが生まれる。
円安が訪日外国人旅行者にとってお値打ちでお得感があることは間違いありません。
ただし、日本が観光大国になれるとは限らないです。
岸田総理が公表したインバウンドで5兆円以上の消費を狙うのも良いですが、その外国人の消費によってGDPの増加に繋がる必要があります
つまり、訪日外国人の消費が日本各地の域内経済を底上げするほど向上するのが重要になってきます。
インバウンド消費のお陰で需要が増えるのは国内の生産性を上げるのを期待したいです。
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