ホンダ「ディオ」が人気の理由と歴史!原付二種で快適走行の性能
ホンダのスクーター「ディオ」は大人気だった時代、初代モデルが発売されたのは1988年です。
当時の年間販売計画台数が20万台という販売実績ですから、驚異的な人気だったと思います。
人気の理由はいろいろあります。
ヘルメット収納できる場所を備えながら、走行に評判良かった「DJ-1RR」と同系エンジンを備えて6.4PSを発揮していました。
日常生活での便利でありながら、当時の人気だった走行性能の両立を満足させてくれました。
モデルチェンジが早くて、発売から翌年1989年の年末には6.8PSにレベルアップしました。
1990年、フロントにディスクブレーキを装備した「ディオSR」が登場します。
さらに、1992年に登場した「ディオZX」が大評判を勝ち取ったモデルだと言えるでしょう。
「ディオSR」をベースにハイマウントストップランプを内蔵したリアスポイラーを装着。
パワーユニットもシリンダーやキャブレター、マフラーを変更し、7.0PSへとパワーアップした。
1994年にはエンジンの形式を縦型から横型に変更。
メットインスペースを拡大しながら、スタンダードモデルが7.0PS、「ZX」は7.2PSにパワーアップも果たします。
ちなみに、この年までにシリーズ累計の販売台数は150万台に達しています。
そして、「ディオBAJA」というバリエーションモデルは2眼のヘッドライトが印象的でした。
「ディオ」シリーズも、排出ガス規制に対応して、2001年にエンジンが4スト化されます。
最高出力は5.0PSになり、小排気量マシンに2ストエンジンには満足させてくれました。
4スト化に合わせて「ディオZ4」に改名され、最高出力もスタンダードモデルと同様になります。
4スト化となった「ディオ」はモデルチェンジしながら2010年代まで生産されていて、2016年に生産終了されました。
50ccの「ディオ」は終わりましたが、現行モデルにもディオを冠した車種が登場しています。
「ディオ110」は2011年に登場した世界展開モデルです。
デザインも国内向けとはイメージが変わっていますが、原付二種で8.7PSを発揮し、快適な走りを実現ています。
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