日大の受験生激減の恐れ!背任脱税で日東駒専を脱落の予感
日本大学は10日、前理事長や元理事らの背任事件と脱税容疑を受けて謝罪会見を行った。
中間報告で田中前理事長は背任とは無関係で、評議員の籍も維持し、 校友会会長も続行・・・根本がそのままでは、決別とは思えません。
2018年にはアメフト部の悪質タックル問題や医学部不正入試問題によって不祥事が止まらず世間を騒がせたのを記憶している人が多いでしょう。
しかし、今回の不祥事はそれらを超えるほどのインパクトとイメージダウンが大きいです。
日大背任事件で逮捕の籔本雅巳容疑者は政界のタニマチ気取りとの記事さえありました。
2021年9月に東京地検特捜部が背任容疑などで日大本部や前理事長の田中英寿容疑者の自宅などを捜索した。
10月には、元理事の井ノ口忠男被告を逮捕し背任罪で起訴。
11月に所得税法違反容疑で田中容疑者が逮捕された。
9月から1ヶ月ごと、3カ月に渡って不祥事が報じられて世間では日大の悪いイメージが更新されていました。
毎年、秋から冬になる9月から12月にかけては受験大学を選択する時期です。
不祥事の連続的な報道によって、受験生が敬遠したがるほどの影響を拭いきれないという意見もあります。
2018の不祥事によって2019年入試では、日本大学の受験者数は一般志願者をおよそ1万5000人も減少しました。
大学ジャーナリストの石渡嶺司氏が言う。
2019年、偏差値が近い部類として名高い“日東駒専”、その中でも東洋大学・駒沢大学・専修大学は一律で志願者を伸ばしています。
2018年の不祥事が影響したとはいえ、運動部や医学部の問題だったので、20219年度の一般受験生にとっては予想よりも減らさなかったです。
しかし、この度の背任事件と脱税容疑は、大学全体のイメージを阻害しています。
さらに、私学助成金が交付されない可能性もあるのが気になります。
補助金カットとなれば、学費が値上げされる恐れがあります。
日本大学は否定しているが、大学サービスの低下に直結するので、受験生も保護者も拒否反応が強くなるでしょう。
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