NASAが火星で酸素生成に成功!人類移住計画の期待高い実情
米航空宇宙局(NASA)は、火星の探査車パーシビアランスに搭載した装置で火星の大気の大半を占める二酸化炭素(CO2)から酸素をつくり出すことに成功したと発表した。
地球を除いた天体で火星ローバー・パーサヴィアランスが、火星大気中の二酸化炭素から酸素を生成する実験に初めて成功したそうです。
地球から移住しなければならない状況になったとしたら、技術がなければ人類は生存できません。
人類が火星移住を目指す上で大きな成果だと言われています。
全人類が火星に移住するのではなく、人類が地球をキレイにし続けて、住み続けられる状態を実現するための実験だということを感じます。
火星ではもちろん地球上での運用も可能であれば地球温暖化の問題も解決に近づくかもしれません。
将来の有人探査に向けた準備として、宇宙飛行士の呼吸のためだけではなく、ロケットの酸化剤としても使えます。
酸素は帰還時の推進剤の酸化剤として使われるための実験でした。
大量に酸素を貯蔵できれば地球に帰還するためのロケット打ち上げに役立つ可能性があるらしいいです。
NASAによると、火星の表面で実験が実施された。
装置で800度の高熱を加え、二酸化炭素分子を酸素と一酸化炭素に分解した。
宇宙飛行士1人が10分間で呼吸する量に相当する酸素が得られた。
SDGsの高まりと、環境問題の改善に宇宙技術が関係性が問われている。
この技術がさらに発展することで温室効果ガスによる脱炭素化技術の向上に繋がる可能性があるそうです。
大気汚染の問題、放射線の技術イノベーションが生まれれば、人類移住が実現する期待値が高まります。
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