宝塚音楽学校が不文律廃止!現代ではパワハラ・いじめに該当?

   2021/03/28

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宝塚音楽学校が「伝統」や「不文律」を見直したということで話題になりました。

先輩への過度な提出物、先輩が利用する阪急電車への一礼、先輩の前で決まった表情など。

タカラジェンヌを養成する宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市)が、生徒間に受け継がれてきた不文律をなくした。

上級生が下級生を一対一で指導する「伝統」もあったが、下級生に負担が生じていたとして廃止に踏み切った。

 舞台人を目指す同校の生徒としての姿勢や規律を、先輩が後輩へ教え伝えてきたが、近年、部活動などでの行きすぎた指導や、ハラスメント(嫌がらせ)に対する社会の目は厳しくなっている。

時代に合わせた教育が必要なのは当然として悪き伝統を無くすのは当然でしょう。

元タカラジェンヌがメディアで寮での生活は下級生は先輩より先にお風呂に入れない、先輩の前では笑ってはいけない、先に目覚めて起きていなければいけない、などを聞きます。

現代社会に合わせたらパワハラやイジメとほぼ変わりない。

阪急電車に礼するのは阪急電車の創業者の小林一三は宝塚歌劇団の創業者でもあるし、今もどちらも阪急阪神ホールディングスの傘下なので。

宝塚音楽学校は2年制で各学年に40人在籍する。上級生は「本科生」、下級生は「予科生」と呼ばれる。

予科生は朝の校内掃除が日課となっていて、個々の予科生が掃除場所を分担。

前年の担当者だった本科生が一対一で掃除方法から生活態度まで指導してきた。

今までの決断が遅過ぎたのでは?

世間には体育系やブラック企業とか色々と名前は変わりはすれど、悪しき伝統というものが数多くあると思われます。

その多くは今でいうパワハラ、セクハラ、いじめに属するものでしょう。

若い才能の芽を摘まないためにも、管理者がきっちりとプラスになるものは生かし、無駄なものは排除するようにしないと業界自体がいびつなものになってしまうと思います。

個人が世界に情報を自由に発信できる時代です。

伝統という名の付くものであろうが、世の中の常識、良識から見て異常なものは廃止していかないと、守りたいはずの組織自体の存続が危ぶまれる。

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