週休3日制が成功!アイスランドが幸福健康度UPの理由
アイスランドは、試験導入された週休3日制を含む労働時間の短縮が成功していると公表している。
多くの職場で生産性とサービスが維持・向上した他に、働いている人間がストレス軽減やワークライフバランスが大きく改善した。
アイスランドは北欧諸国の中で、長時間労働の習慣が強く、生産性の低さも問題となっていた。
アイスランドは一人当たりのGDPは高いのに、時間当たりのGDPは低く労働時間が長く、ワークライフバランスの満足度が低かった。
自由時間が日本などの長時間労働国と同様に少ないことが問題となっていた。
週休3日制試行後、国内労働者の約86%が労働時間短縮できる協定を雇用者と結んだという。
週休3日制はスウェーデンやスペインなどでもお試しで実施されていました。
日本でも導入している企業もあります。
新型コロナウイルスが感染拡大してから働き方改革の一つとして世界中で導入するかどうか議論されるようになりました。
アイスランド政府と首都のレイキャビク市議会が2015年から2019年に試験導入の際、労働人口の1%強に当たる約2500人が参加した。
賃金低下しないで、労働時間を週40時間から週35時間ほども減りました。
労働時間を短縮するために、時短勤務が実現する施策として、無駄な会議や作業の削減や見直し、シフト調整、スケジュール管理など、抜本改革を遂行しました。
その結果、労働者のストレス激減、幸福感の向上など、さまざまなメリットが確認されたそうです。
週休3日は労働者と経営陣のどちらも評判高いとは意外です。
労働時間は減らして、本業でもプライベートでも空いた時間を使って新しいことにチャレンジすることができるでしょう。
ただし、休み増やして人生を楽しむ生き方もある一方で、働いて人生を謳歌する権利もあります。
ライフスタイルや人生設計の選択肢が増えるのは素晴らしいです。
しかし、独占した価値観だけを押しつけるのは反感を買います。
週休3日制が成功するかどうかは、個人の価値観や習慣に左右されると思われます。
まずは実施してみて、あとは選べるようになるのが理想です。
この記事へのコメントはこちら