ソフトバンクGが高利益!大赤字から国内企業で最高益の実態
ソフトバンクグループ(SBG)の2021年3月期連結決算(国際会計基準)で、最終利益が4兆円台後半になる見通しとなり話題になりました。
国内企業では過去最高ということで意見殺到しました。
世界中での株高を後ろ盾にして、投資先の新興企業の上場などで利益が押し上げられた。
20年3月期の巨額赤字から一転、最高益を更新する。
好調の要因は、投資ファンド事業だ。韓国インターネット通販大手「クーパン」など複数の出資先が株式上場し、高値で取引されたことで数兆円の含み益が生じ、利益に反映された。
グループの携帯電話子会社ソフトバンクやネット通販大手のヤフーも、コロナ禍での「巣ごもり消費」などで業績が好調だった。
20年3月期は投資ファンド事業が足を引っ張り、過去最悪の約1兆円の最終赤字を計上した。
SBGは近年、投資会社としての性格を強めており、世界の株式市場の動向によって業績が浮き沈みしやすい構造となっている。
国内企業の最終利益はこれまで、トヨタ自動車の約2・5兆円(18年3月期)が最高だった。海外企業では、米アップルが約6兆円(20年9月期)、米グーグルの親会社が約4・2兆円(20年12月期)。
決算発表を見ると、会計的な数値(利益)は一つの指標でしかなく、利益だけ着目するのは価値がないという声もあります。
しかし、含み益とはいえ、とんでもない額ですし、SBGは投資に対して着実にリターンを出しているのは素晴らしいです。
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