焼肉きんぐコロナ禍で好調の理由!お客の不満解消で増収
コロナ禍で外食産業は大打撃を受けました。通勤が減って在宅勤務が浸透し、ランチ外出や取引先との会食が激減した。
緊急事態宣言の営業時間の短縮、酒類の提供制限も追い打ちをかけた。
国内で278店(直営168店/FC=フランチャイズチェーン店110店、2022年3月9日現在)を運営する「焼肉きんぐ」(株式会社物語コーポレーション)は、好調でした。
料理を網で焼くので、店内の換気ができていたし、郊外や住宅街に近い店も多く、在宅でも食事に行きやすい。
店や業態によって異なるが、「焼肉きんぐ」は勝ち組の入ったのが興味深いです。
どうしてコロナ禍でも人気なのか。
同社は「焼肉きんぐ」「牛たん大好き 焼肉はっぴぃ」などのブランドで店を運営する。
支持してもらえる理由は、いくつかあると考えています。
コロナ禍でも増収を続ける理由として、業態の相性もありますが、その仕組みや工夫など差別化が大きいです。
どの店舗も約90坪の大型店舗で、入店客数を上げるて食べ放題を可能にしています。
手頃な価格帯で、ファミリー層に好感度が高い上に、店の立地は、駐車場完備の郊外型店が多いです。
お子さん連れのファミリーでしたら、家族4人(大人2人、小学生2人)で1万円以内ですみます。
同店は基本的に食べ放題専門店で、3つの食べ放題コース「58品コース(税込2948円)」「きんぐコース(税込3278円)」「プレミアムコース(税込4378円)」があり、小学生は半額です。
一番人気の「きんぐコース」を大人2人+小学生2人で注文すれば「9834円」となる。
「テーブルオーダーバイキング形式」という、全商品を運ぶシステムを採用している。
食事、飲み物、網交換などはタッチパネルで頼める。
「注文から提供まで最速で提供する待たせないサービス」が特徴的です。
制限時間100分の時間制限がある食べ放題です。
飲食の提供まで時間がかかるとストレスを感じさせないために、人員配置と配膳ロボット『みーと』の活用し、迅速に提供できるようになりました。
この他にも、「焼肉ポリス」が異色で、店内を見回り、焼き方を指導する。
焼き具合をチェックする役目で、焼肉ポリスが“おせっかい”をすることで、美味しい状態で食べてもらう。
また、限定メニューが面白いです。
例えば、春のテーマに「焼肉は自由だ! キャンプ編」を掲げて商品開発した。
「【ほりにしスパイス】で食べる豚肩ロースステーキ」、「四大名物」もリニューアルされ、「和風オニオンソースで食べる 上ハラミステーキ」なども投入した。
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