ヤフーの人事制度が凄い!2年上限で勉学休職できる

   2022/02/03

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勉学の為に休職、仕事のために学びをあきらめる!

この二者択一ではなく、仕事しながら学べるのは素晴らしいです。

 ヤフーには、社員の学びを支援する制度が3つある。

第一には「サバティカル制度」です。

目的を問わず、勤続10年以上の社員を対象に上限で3カ月、休暇を取れる制度です。

10年働いていれば自らの振り返りの機会を持ちたくなるし、その内省のための制度だそうです。

海外旅行、MBAのショートプログラムに参加、ボランティアなどで出会いを求める人など、その使い方はさまざまだという。

第二に、2014年に、最長2年まで大学や大学院など高等教育機関で学ぶことを支援するために勉学休職制度が誕生しました。

サバティカル制度では、大学や大学院での長期の学びを実現するのは難しい。

そのため、勉学・研究のために長期休職できるようにしたのがこの制度です。

勤続3年以上で、なぜその教育機関を選んだのか、そこで何を学べるのか、学んで戻った後にヤフーでそれがどのように生かせるのかという3点を提示することが条件となります。

勉学休職制度の活用例では、国内の大学院のほか、留学して海外の大学や大学院で学ぶケースも出てきているという。

第三として、2015年に制度化した、博士課程で学ぶことを支援する社会人ドクター支援制度です。

データサイエンスや自然言語処理、機械学習、画像処理など特定の13領域に限定される。

しかし、博士課程を修了していなかったり、満期退学せずに就職した人が博士号を取ることを支援しています。

これらを制度化した理由は。社員の自律的な学びを支援するためだという。

会社にこういう制度があれば、やってみようかな、という人も出てくると思うので、学び直しを個人に対しても奨励するという点で意義があると思います。

インプットが不十分のままでアウトプットだけを強いても、やがて限界を迎えます。

新しいことを学び続けて、自発的に行動できる人材となり、会社への貢献度も高まると思います。

変化の激しい時代、学び直そうという社員をサポートするのは、会社にもさまざまなメリットが生まれるでしょう。

有給無給の期間など、企業によって違いがあるとはいえ、Yahoo!の他にも多くの企業が参入してくるかもしれません。

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