つみたてNISA、口座開設数が急増!若者世代など積立投資と節税効果
コロナ禍の不透明な時代の流れで、世界経済も不安定な状態が続いています。
“人生100年時代”の日本では、大切なお金だけでなく、近い将来に起こるイベントや老後に必要な資金のことまで考えておく必要がある。
将来を見据えた資産運用は、早いうちにスタートするほど価値が高いです。
そこで注目されている一つが「つみたてNISA」です。
■「つみたてNISA」の概略
「一般NISA」は2014年1月からスタートして、証券会社や銀行で専用口座を解説すると、年間120万円(5年間で最大600万円まで)の投資額が非課税の対象になる税制優遇制度です。
一方、「つみたてNISA」は、少額からの長期・積立・分散投資を支援する目的で2018年1月から導入された。
目的に適した投資信託に限定されて、年間40万円(非課税期間は20年間)の非課税投資枠が設定されている。
積立投資のメリットとNISAによる税制優遇のどちらも有用して導入されたのが「つみたてNISA」です。
売却益、株式の配当金、投資信託の分配金にかかる税金が40万×20年かからないという魅力的な制度です。
20歳以上の方が口座開設可能ですが、NISA口座は一つしか作れないので注意が必要です。
■20代・30代の口座開設数が増加!
金融庁による調査によると、「つみたてNISA」の口座開設数が若者世代を中心にして急増している。
2020年6月末の世代別の口座開設数は、30代が首位、次いで40代となっている。
20代は口座開設数は2020年3月末から6月までの3カ月の増加率は19.2%と圧倒的に高い伸びを見せている。
同様に、同じ期間の増加率は30代も13.1%と二桁増。
若手世代の多くの人が「つみたてNISA」に注目し、制度を利用して投資を始めているようです。
将来の資産運用のためという観点もありますが、若い世代から始めるほど、市場の動向・ニーズなどを認識出来るので、生活やビジネスの現場で活用し続けると自己成長にも繋がるでしょう。
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