餅の窒息死で掃除機は最終手段!吸引ノズルの注意事項と他の方法
「餅による窒息事故」は、1月になると突然増える家庭内での事故です。
年末年始、餅による窒息事故に注意しなければなりません。
加齢に伴い、噛む力や飲み込む力が衰えてきます。
餅は自分で購入して自己責任で自己管理で食べなくてはならない。
一人暮らしのご年配ですと、飴玉を詰まらせて以前なら飲み込むか吐き出せたがそれが出来ず苦しくなったとのこと。
そのときに自分で背中を思い切りドンドン叩いたら出てきたそうです。
本当に九死に一生を得た状況で、よく餅を詰まらせて亡くなると聞くがまさか本人もそそうなるなるとは思わなかったようで、以後食べ物は気をつけて食べるようになったそうです。
また、両親に餅を食べるなと言ったとしても日本の風習だと返答して頑固だから聞かない。
何より「自分にかぎって喉詰まらすこと無い」と思ってる。
小さく切ってゆっくり咀嚼して食べるように注意喚起することくらいしかできません。
掃除機で異物を吸い出す方法は、医師会でも「最後の手段」とされていて推奨はされていない。
隙間のゴミを吸い込める細いノズルが必要です。
喉の奥に入れる前に電源を入れてしまうと舌を吸い込んでしまう恐れがあります。
また、ノズルの先で異物をさらに奥に押し込んでしまって事態を悪化させてしまうケースも報告されえいます。
とはいえ、生命の危機に陥っている場合は放置していられない切羽詰まった状況です。
どんな事をしても救急する手段を実践するべきだという人も多いだろう。
餅を購入するにしても、掃除を使用するにしても、全ては自己責任にはなります。
最近では「吸引ノズル」として掃除機用に装着できる吸出し器具も販売されています。
高齢者がお住まいの住宅では常備しているのもいいでしょう。
餅が原因で窒息死を回避するには予防が大切です。
高齢者が餅を安全に食べるためには、当たり前の事を実践するのが重要です。
「喉に詰まらせないように飲み物お味噌汁などで喉を潤してから食べる」
「餅を小さく切って一口で食べれるように心がける」
「何度も咀嚼してゆっくりたべる」などが必要です。
しっかり噛むことで唾液の分泌がよくなります。
餅を飲み込むのが楽になるので、家族が見守りながら、よく噛んで食べているか確認することが大事です。
今年はコロナ禍の影響で家族が集まる機会は減っています。
正月に集まることを楽しみにしているご高齢の両親たちが、一人で喉に詰まってしまう事故は避けなくてはいけない。
少なくとも電話で声掛けをして、餅のリスクと事故の予防に関することだけは伝えておく必要がある。
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