成城石井の客単価が凄い!コロナ禍でも売上好調の理由
「成城石井」は4月から6月の既存店売上高は、前年比106%、109%、108%と二桁増に届きそうでした。
新型コロナウイルスで日本中がコロナ禍の中、成城石井は絶好調の業績を維持し続けていた。
店舗は関東、中部、関西に約180の店舗を展開し、この10年で年商が2倍になっている。
スーパー冬の時代に、成城石井はこれほどまでに売れている最大の理由は、圧倒的な品揃え、他社にはないものが売られていることだが成城石井の根源だと思われます。
少し手の込んだ料理をする時に必要になったり、成城石井にしかない商品が結構あります。
特にコロナにおいては、自宅でこだわった手料理を作る人たちも多くなっています。
その際に珍しい調味料や素材を手に入れたいと思う方々も増えているでしょう。
大半のスーパーが統計学でデータ活用によって、売れそうな商品の品揃え充実させて売上最大化、効率化を図ろうとしています。
その流れとは違い、独自路線を構築してブレないこだわりが素晴らしいです。
ローソンの子会社でセグメント開示があるのでそれを見ると、売上932億円・営業利益83億円・総資産719億円。
コロナの影響でエキナカ店舗などの売上が激減する中で、既存店売上を超えた。
ちなみに4月の成城石井の既存店客数は23.5%減ですが、客単価が38.9%増となっています。
4月は他のスーパーが軒並み二桁の売上増を達成し、20%以上伸ばしたチェーンもありました。
その点で、立地の違いがあるので仕方ないのですが、コロナ禍の成城石井の売上が絶好調かと言うと少し言い過ぎかもしれません。
ところが、しかし、客単価の伸び率は成城石井が突出しています。
客単価38%が増加しているのは驚きます。
この記事へのコメントはこちら