コロナウイルスでエンタメ業界が大損害!EXILE、perfume等ライブ中止の余波

   2020/02/28

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 新型コロナウイルスによる政府の大規模イベントの中止・縮小要請を受けて、大手レコード会社所属アーティストのコンサートが中止に追い込まれた。

大手レコード会社はコンサートやライブなど、軒並み公演中止を発表した。

延期ではなく、中止のケースが多い理由は、人気者だからです。

人気アーティストの公演は動員数が多く、代替できる大きな箱の会場を改めて用意できない。

また夏に東京オリンピック開催が控えているため、代替会場の確保がより難しい。

 業界関係者によると、ドーム公演は1回だけでは黒字にならにくく複数回実施し、Tシャツなどのグッズを販売して初めて主催者側は利益が出るという。

ドーム公演が1回中止になれば2億円ほどの実質の損。グッズ販売で収益になる予定だった損失を含めると10億円以上になるとは驚きます。

災害での興行中止は保険が適用されるが、感染症による中止は保証項目に含まれていません。

2週間にわたり大型イベントが中止になると、エンターテインメント業界だけで興行外損害は数百億円にも膨らむという試算もあります。

EXILE、Perfumeは異例のライブ当日中止という報道を考えると、緊迫した状況なのとエンタメ業界の損害は数百億円規模になるのを理解しました。

万が一感染者が出てしまうと感染可能性の数が洒落にならない数になるし、要請出てたのにどうして開催したなどと、社会的にも非難される恐れもあります。

保険がおりないところを政府側がなんか補填するような支援がないと、イベント主催者もそんなに大きな企業でないところもあるだろうから、ライブがやれないだけで経営が成り立たない。

今回、政府の中止要請は正しいでしょう。

ただし、同時に補填や特別融資などもセットにしないと体力がないところが倒産してしまう。

こちらも急ぎ準備する必要があります。

 ちなみに、首都圏鉄道の利用者数は1週間で9000万人以上になります。

1日1200万人利用している計算になりますが、これについては何の規制もないのが不思議です。

満員電車の密度と利用者数に比べたら、コンサートやライブなんて微々たるものです。

今各社が遅れているのは、過剰な自粛ムードによる風評被害。

万が一でも感染者が出たら主催者や経営者の責任を問われかねないからです。

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