ハーバードビジネススクールのPLDの内容と効果

   2021/08/17

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ハーバード・ビジネス・スクールでPLD(Program for Leadership Development:リーダーシップ開発プログラム)とはどのような仕組みでしょうか。
プログラム全課程を修了すると、アルムナイ資格を取得できます。
ハーバードの人脈を最大限に活用できるのも魅力です。
PLDはどういったプログラムなのか興味深いです。
PLDは「10年以上プロフェッショナルとしての実務経験があり、将来リーダーとして活躍できる見込みのある者を次世代のパワフルリーダーにするためのプログラム」と位置づけています。
約8カ月に渡る受講期間のうち、キャンパスへ通学する「オン・キャンパス」とオンライン受講の「オフ・キャンパス」を組み合わせたプログラムです。
受講生は投資ファンドの創設者、大手金融機関、IT企業などさまざまな経験値ある方々が仕事と両立しながら学んでいます。
健康意識の高いチームメンバーで、朝からマラソンやキャンパス内のジムで運動後に7時すぎから朝食。
8時から22時まで授業や課題を行った後、夜中までチームメンバーと討論する毎日。
月曜から土曜まで猛烈に過ごしながら、日曜だけが休みだという。
一方、オフ・キャンパスではオンラインで授業を受けて、試験も行われます。
多様性ということを考えると、海外のビジネススクールの方が効果的かもしれません。
休めないほど宿題が多くて課題も試験も山盛りという感覚は、海外だからこそ体験できることの一つだと思います。
行動とスキルについては、わかりやすいしされやすいし、研修等でも扱いやすい内容なのではなのでしょう。
その一方で、マインドを研修だけではすぐに受講者に変化や成果を期待するのは難しいでしょう。
しかし、マインドこそが行動やスキル(修得)を支える土台であり、マインドを変えることこそが真のリーダーを育成することに繋がる気がします。
海外のような、ものすごいカリスマ、イノベーター、多額の役員報酬、というのは日本の組織にはフィットしない部分もあると思います。
リーダー=優秀なプレイヤーが昇進した先にある、という考え方や、チームを率いるようになってから必要になるスキルではなく、一人ひとりが自分の人生のリーダーシップを取り、ビジョンを持つことが求められてきていると考えます。
PLD、とても素晴らしいプログラムだと思います。
プロセスは大切にしながらもプロセス主義にならないで、ゴールのために不要なものは捨てるという手法は、いつも「大胆だけど効果があってすごい!」と思います。
海外のような、ものすごいカリスマ、イノベーター、多額の役員報酬、というのは日本の組織にはフィットしない部分もあると思います。
リーダー=優秀なプレイヤーが昇進した先にある、という考え方や、チームを率いるようになってから必要になるスキルではなく、一人ひとりが自分の人生のリーダーシップを取り、ビジョンを持つことが求められてきていると考えます。

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