STEPNブーム終了ご注意!先行者利益、原資回収が重要な理由
ブロックチェーンを活用した次世代型インターネット「Web3」の世界的な潮流を受け、「歩いて走って稼ぐ」サービスが話題なっています。
非代替性トークン(NFT)ゲームの「STEPN(ステップン)」が注目されています。
STEPNは、パブリックブロックチェーン「Solana(ソラナ)」ベースで開発されたスマートフォン向けアプリです。
「Move to Earn」をコンセプトにしたプロジェクトです。
ユーザーはアプリに登録し、初期投資としてスニーカーNFTを暗号資産で購入した後、歩いたり走ったりすれば、ゲーム内通貨のトークン「GST」が得られる。
仮想通貨SolanaでNFTシューズを買い、GPSの移動データをアプリが計算して、GSTにしてくれる仕組みです。
どれだけ稼げるかはユーザーが継続できるかどうかや、スニーカーNFTのタイプやレベル、属性値、保有数などに左右される。
初期投資が数万円必要なので、参入障壁はいくつかあります。
GSTが裏付けのないトークンである以上、安全は保証されないので自己責任です。
先行者優位でインフルエンサーがSNSやユーチューブなどで煽っていますが、高レートはいつまでも続かないでしょう。
出費よりも稼げる期間がどの程度続くのかが懸念事項の一つです。
2021年12月にベータ版の提供を開始した。
オーストラリアや日本など世界の多くのアプリ市場で上位にランクインしていて、今ではユーザー数が堅実に増やしている。
ステップンの共同創業者、ジェリー・ホアン氏は、同社の平均日間利用者数(DAU)が、ベトナムのゲーム会社スカイメービスが開発したNFTゲーム「アクシー・インフィニティ」のDAUを上回ったと明かしている。
STEPNでは、ユーザーがマーケットプレイスでスニーカーNFTを購入する必要があるが、最初の靴選びはとても重要です。
選ぶ靴のタイプによっては、適正速度の範囲内で移動しないと稼げない(ゲーム内トークンを付与されない)。
「Walker(ウオーカー)」「Jogger(ジョガー)」「Runner(ランナー)」「Trainer(トレーナー)」の4種類がある。
歩いても走っても良いトレーナーは1~20キロに設定されている。歩くより走る方が獲得できるトークンが多い。
レア度を示す「クオリティー」もとても重要です。
レア度の低い順から「Common(コモン:灰色)」「Uncommon(アンコモン:緑色)」「Rare(レア:青色)」「Epic(エピック:紫色)」「Legendary(レジェンダリ―:オレンジ色)」と区分されている。
STEPNの可能性を信じている人たちは、多額の投資をしています。
プロジェクトの展開と今後の発展性がポイントになりそうです。
二酸化炭素排出量を相殺するカーボンオフセット制度を決定事項にしている。
また、シューズのレンタル機能を導入することで、既存ユーザーの大口投資家が稼げる手段と新規ユーザーの参入条件を下げる目的だと思われます。
その一方で、STEPNの不安や懸念事項があるという声もあります。
STEPNが早期利用者は先行者利益を得られるだけで、既に発展期の後半になっているなら、収益率が少しずつ低下していくかもしれません。
後発組であれば、原資回収しにくくなったり、いつの間にがGST、GMTが暴落してしまう恐れもあります。
スタートするなら、レベル上げながらまずは原資回収を急ぐほうが良さそうです。
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