Google CloudのCO2対策!クラウド利用の二酸化炭素排出量を表示機能
Google Cloudは、利用者に二酸化炭素排出量レポートを提供する新しい機能を発表した。
このレポートでは、クラウドの利用によって発生する二酸化炭素の排出量を情報収集できます。
可視化できるのは、最も効率の良い方法ではないでしょうか。
データを保存する際、ローカルとクラウドのどちらかに保存するかを選択します。
どっちの方が環境に良いか?など考えてこなかったので、これを見える化しようということです。
ローカルよりもクラウドに保存するほうが多くのエネルギー量を必要とするでしょう。
データをデータセンタに取り込むために膨大なエネルギーが必要になります。
クラウド利用の増加に加え、AI発達していけばエネルギーがさらに必要になってくるでしょう。
クラウドも含めてエネルギーの最適化が求められていて、Googleの施策は価値あります。
Google Cloudは、2030年までに二酸化炭素を排出しないエネルギーで稼働させると目標を宣言していました。
カーボンニュートラルを目指すとなると、エネルギー使用は再生可能エネルギーを購入するときの最適化しています。
しかし、いまではGoogle Cloudだけではなく、多くの企業が、二酸化炭素排出量の目標を目指して企業努力しています。
クラウドコンピューティングの役割を定量化するのは難しいとはいえ、企業が社内外でクラウドを利用する際の環境への影響を報告できるようにすることを目指している。
利用者は、排出量データを内部監査や二酸化炭素削減の取り組みに活用することができます。
協力して構築した二酸化炭素排出量レポートは、気候変動に関する目標を達成できるよう、新たなレベルの透明性を提供しています。
プロジェクトごと、製品ごと、地域ごとのクラウドの二酸化炭素排出量を長期的に監視することができます。
ITチームやデベロッパーに二酸化炭素排出量の削減に役立つ指標を提供することができます。
デジタルインフラの排出量は、実際には環境フットプリントの一部に過ぎませんが、各社が掲げる二酸化炭素削減目標に対する進捗状況を測定するためには、二酸化炭素排出量の計算が必要です。
企業が正確な報告を行うことができれば、気候変動への影響を軽減するために提案できるようになります。
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