高速道路の通勤割引見直し!通勤割24時間に拡大
国土交通省は2023年2月2日、地方の高速道路で平日朝夕の通勤時間帯に導入している割引を見直す方針を固めて話題になりました。
新型コロナウイルスが影響して、リモートワークや在宅ワークなど働き方が多様化したため、割引時間を休日含めた毎日24時間に対象を拡大する。
地方では自動車くらいしか移動手段がない地域もあります。
バスや鉄道の公共交通機関にしても本数が少なすぎて通勤に使いづらい場合もあります。
注目されていた割引率は最大で50%まで拡大して、割引区間は事前登録した区間に限られます。
2023年4月頃から石川県内の北陸自動車道で試験的にサービスを開始して、問題や利用者の使用感などを収集調査や分析して、段階的に全国に拡大の予定となっています。
平日朝夕の割引は、自動料金収受システム(ETC)を搭載した車両に適用される。
一般道の混雑解消がこのサービスの目的で、東京、大阪の近郊区間などを除く地方で実施している。
見直し案によると、利用者は自宅から最寄りと勤務先付近のインターチェンジ(IC)の2カ所を事前に選択設定します。
10回分の利用料金を先払いして、ETCカード番号などを高速道路会社に登録すると、月間で20回分を走行できる。
21回目からの利用料金は半額となりますが、追加料金の支払いが求められます。
1日あたりの利用回数は最大で3回までとなり、月間の走行が20回に達しない場合、実質的に割引率が低下します。
現在のところ、一般利用者を対象にしていて、法人対象のETCカードの利用者は対象外となっています。
首都圏以外の地域になると、自動車無いと生活できない地域もあるので車通勤も多いです。
出社するときの交通費と通勤費の負担を減らせる効果も望めそうです。
都心部の会社員が定期券を使って通勤するように、車での通勤のハードルが下がればメリットあるでしょう。
利用状況等を見てだと思いますが、全国的に広がっていくことが期待されます。
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