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　イギリスの女王エリザベス2世が2022年9月8日（日本時間9日未明）、滞在先の英北部スコットランドのバルモラル城で96歳で亡くなりました。

英王室は「安らかに息を引き取った」と発表した。

1952年から70年と約7カ月に及んだ在任期間は、英国歴代君主として最長。

君主としてはフランスのルイ14世（在位1643～1715年）の72年と110日に次ぎ、史上2番目だった。

　女王死去を受け、王位継承権1位の長男チャールズ皇太子（73）が新国王「チャールズ3世」として即位した。

新国王は「慈しまれた君主であり、多くの人々に愛された母の死を深く悼む。英国民、そして世界の人々が喪失を感じるだろう」との声明を発表した。

　女王は6日、バルモラル城でトラス新首相を任命したばかりだった。

最後まで英国の公務を行われたという。女王の人生はまさに英国と共にあり、生涯を英国のために尽くされた。

7日には医師の勧告に従って休養を取り、オンライン会合などを欠席。

8日には医師の診察を受けていたが、容体悪化が伝えられる中、王室メンバーが続々とバルモラル城に集まっていた。

　2022年6月にはエリザベス女王の在位70年「プラチナ・ジュビリー」の祝賀行事が行われ（６月２日からの４日間）、多くの国民が行事に参加したり祝賀ムードが盛り上がったのも記憶にあたらしいです。

ビールや関連グッズなど、様々な売り上げが上がり、「プラチナ・ジュビリー」の経済効果は１兆円を超えたとの試算も出ている。

祝賀行事でこれだけの経済効果が発生することは過去に事例がないだけあって、エリザベス女王が英国民に敬愛され続けてきたものと推測されます。

安らかにご冥福をお祈り申し上げます。