北朝鮮がコロナ感染を初報道!金正恩総書記の都市封鎖指示の裏事情
北朝鮮の朝鮮中央通信は2022年5月12日、8日に首都平壌で発熱者から新型コロナウイルスのオミクロン株派生型「BA・2」を見つけたと報道しました。
北朝鮮はコロナ対策で2020年1月末から国境を封鎖していました。
初めて新型コロナの流入を認めるのは興味深いです。
朝鮮労働党が政治局会議を開催した12日、金正恩総書記は全国に都市封鎖を指示しました。
「最大非常防疫体系」に移行し、防疫対策を強化することを決めた。
北朝鮮専門サイト「NKニュース」は10日の午後には平壌で外出禁止令が出されたと伝えていたので、このときに既に感染を周知していたのかもしれないという憶測が飛び交っています。
国境を接している中国や韓国はもちろんですが、新型コロナウイルスが世界中に蔓延していているのに関わらす、マスクも着けないで、ワクチンも打たない北朝鮮。
しかも何度も集会や軍事パレードを開催していたのですから、感染者がいないわけないと言われていました。
北朝鮮はようやく認めたと世界中が感じているのではないでしょうか。
全国に都市封鎖を命じたということは、「最大非常防疫体系」に移行したわけで、再び国境を閉鎖するのが濃厚です。
これまでもコロナ感染者がいたはずなのに、どうしてこのタイミングになって認めるような報じたのか気になります。
北朝鮮は国内や国民を完全に管理したがっているので、今回の報道にも何かしら意図があると感じてしまう。
この記事へのコメントはこちら