日本がNFT進出!経産省がDiFiやDAO等の参入も期待
経済産業省はNFTを活用した実証実験に乗り出すことで話題になっています。
NFTはブロックチェーン技術の素敵な手段の一つだと思います。
デジタルの世界で、コンテンツに「オリジナル」や「所有」という概念を与えることができるようになります。
日本はNFTを国家戦略の一つとして環境整備を本格化していきます。
海外ではNFTを活用したデジタルファッションの販売が始まっています。
グローバルでは既にWeb3.0と呼ばれるNFT向けのDeFiや認証制コミュニティサービス(DAO)など、NFTを土台にして数々の新規案件が増えています。
DAO設計まで紐付けて発展すると、日本の知的財産が守られながら世界に向けて羽ばたけるきっかけとなります。
経済産業省としては日本が出遅れないよう支援すると同時に国家としてできる環境整備を急いでいるようです。
経済産業省の実証実験は、アートの分野でNFTの技術を使ったサービスを提供しているスタートアップ企業に委託しているそうです。
絵画がオリジナルであることを示すNFTを発行していて、作品が転売された場合には収益の一部が作家に還元される仕組みです。
今回の実験はこの仕組みをファッションに応用して行います。
デザイナーが制作した1点ものの洋服にNFTを付けて3Dでデータ化する。
展示会で1点ものの洋服にNFTをつけて販売する試みを着手するのは評価に値します。
また、洋服を3DのCGにして仮想空間メタバースのアバターに着せるデータや自分の写真に合成したデータも合わせて販売します。
取引履歴がNFTで管理されるため、実物でもデジタルでも転売された場合には収益の一部をデザイナーに還元することができるということです。
経済産業省は、NFTを活用して新たな取り引きを生み出すのを目指しています。
デザイナーの収益源を多様化し競争力の強化につなげていくのを期待しています。
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