メルカリが物流会社設立「メルロジ」集荷物流の誕生理由
フリマアプリ「メルカリ」商品の発送・集荷の効率化に取り組んできた。
2020年からは、郵便局職員やコンビニ店員による接客なしに商品発送ができる「メルカリポスト」を開始した。
日本郵便と連携し郵便ポストから発送「ゆうパケットポスト」を開始している。
メルカリは新会社を設立し、このような戦略を強化する。
物流サービスの企画・開発・運営を行うことを目的に、100%子会社のメルロジを設立を発表し話題になりました。
メルカリは2013年7月からスタートしてから、利用者を増やし続けている。
月間利用者数は約2000万人をこえて、累計出品件数は20億品を突破している。
サービス拡大に伴い、「物流」は大きな課題です。
国土交通省による「令和2年度宅配便取扱実績」では、令和2年度の宅配便取扱個数は48億3647万個。
その中で5〜10%をメルカリの荷物が占めているとは驚きます。
また、コンビニ発送のうち約80%がメルカリの出品物の発送になっているのは本当でしょうか。
日本全体の物流量の考察すると、メルカリは拡大し続けています。
そうした背景を踏まえ、メルカリでは郵便局やコンビニエンスストアなどでの発送・集荷時のオペレーション負荷を解消すべく、全国約1000か所にメルカリポストを設置。
また、パートナー企業と連携してオフラインのタッチポイントを拡充するなど、発送・集荷の効率化施策に取り組んできた。
メルカリの流通取引総額が前年比で25%の成長を遂げていることから、さらに効率的な集荷物流網を構築することが必要だと決断した模様です。
宅配の10%も占めているのであれば、自社の独自の流通網を持つために投資するのは十分可能性ある。
P2Pを特化した自前のロジを持っているって、これからすごい価値を持ちそう。
コンビニと宅配を連動するような、新しい流通網が、都市や田舎も含めて全国に展開していくのであれば興味深いです。
また、効率的な集荷物流網の構築が顧客体験をさらに向上させると考え、メルロジの設立に至ったという。
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