イベルメクチン個人輸入の注意!コロナ効果、偽物に警鐘

   2021/10/25

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新型コロナウイルスの感染予防や治療を目的に、国内で未承認の抗寄生虫薬「イベルメクチン」を海外から個人輸入して使用している人がいます。

イベルメクチンは東京都医師会が使用許可を認めるよう求めたことで注目を集めたが、国内外の臨床試験ではまだ有効性が明確になっていないです。

専門家は「個人輸入での服用はしないように」と警鐘を鳴らしている。

ネットを使った個人輸入で届くのが本物とは限らないし、相当割合で怪しい製品が含まれていると注意するべきです。

コロナ対策の効果でウイルス不安を払拭するために購入促進する情報がネット上で拡散しています。

インターネット上の医薬品輸入代行サイトは、さまざまな宣伝しながらイベルメクチンを紹介している。

イベルメクチンは試験管レベルの研究で、新型コロナウイルスの増殖を抑制する結果が示されて注目されました。

イベルメクチンに科学的根拠ないというなら、「安全性の確認に10年以上必要なのに新薬やワクチンを1年未満で流通させたことの科学的根拠はもっと無い」という意見もあります。

国内外で有効性や安全性を検討する試験や研究が継続されています。

しかし、明確な効果は示されていない。

新型コロナ感染症には「軽症者向け飲み薬」がなく、ワクチン接種の代わりとして、歴史がある錠剤への期待が高まったとみられる。

一方、イベルメクチンを製造する米メルクは経口薬を開発中です。

年内の実用化を目指しているそうです。

イベルメクチンは、国内でダニの一種が原因の皮膚病などの治療薬として承認された。

ただ、輸入代行業者は販売サイトで新型コロナの感染予防や早期治療のため、用量・用法を上回る「服用手順」を記載している。

添付文書によると、高齢者や子供、妊婦への投与は安全性が確立しておらず、重大な副作用として意識障害の懸念もある。

現在日本では、イベルメクチンが2ヶ所で治験開始または予定です。

北里大学プロジェクト、興和プロジェクト。

海外ではNIH(米国立衛生研究所)、Oxford(英)でプラセボ対照二重盲検比較試験が開始された。

もうイベルメクチンのコロナ治療薬としての承認まで想定できるという意見もあります。

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