なぜイタリアで激増?新型コロナで中国上回る死者が最多

   2020/03/23

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 新型コロナウイルスの感染拡大が続くイタリアで19日、死者数が3405人に達し、中国(3245人)を上回り世界最多となった。

イタリア政府の発表によると、19日午後6時(日本時間20日午前2時)現在、感染者は4万1035人。

前日から5322人増え、増加数は過去最大。このうち4440人は既に回復している。

感染者の約48%(1万9884人)は、同国第2の経済都市ミラノがある北部ロンバルディア州に集中。ベネチアのあるベネト州など、北部の州で感染者の約8割を占めた。

 全土で医療従事者も3000人近くが感染し、医療体制を圧迫しています。

同州では地域医師会の会長が感染後に死亡した。

重症者、死者数の多さの一因に挙げられるのが高齢化です。

欧州連合(EU)の統計によると、イタリアの65歳以上の割合は22・8%で、EU加盟国で最も高齢化が進んでいる。

イタリア国立衛生研究所によると、感染者の平均年齢は63歳、死者の87%は70歳以上が占める。

またイタリアは就労世代で親と同居する割合がEUで最も高く、移動する機会が多い子の世代を通して同居する親に感染が広がったとの指摘もある。

 イタリア政府は3月10日から外出禁止措置を導入したが、感染者、死者数ともに歯止めがかかっていない。

感染の中心はミラノやベネチアなどの主要都市のある北部から南部にも広がる。

同国の専門家会議は最大で4月中旬まで感染者数の増加が続くとみている。

 明日は我が身。

日本も検査数の問題はあるもののグラフ上は、感染者数と完治者数の差分が日を追うごとに大きくなっているため、医療崩壊のリスクは大きくなっていると思っています。

油断はできません。

イタリアは尋常でないほど危険です。

ところが中国の数字は疑わしいものです。

経済的な打撃を考え、終息をアピールしているにすぎない。

ウイルスを発症させた中国が今では世界を揶揄する状況には腹立たしさしかありません。

中国で感染が拡大したら外国からの流入によるものと他国のせいにするとは驚きます。

新型コロナへの目線が全世界に向いているが、中国のやり方から目を背いてはいけないでしょう。

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