イタフラ車が故障多発!国産車より部品・車検など割高でも人気の秘密
「イタフラ車」といえば、どのようなイメージが思い浮かべるだろうか?
なかには個性的だったり、おしゃれだったりといったイメージを持っている人もいるかもしれないが、多くの人は「すぐ壊れる」という印象があるのではないだろうか?
何台も乗り換えてますが、国産車と比較すると圧倒的に壊れます。
ほとんどわからないような不具合も多いです。
ところが、輸入車のトラブル対応に慣れてくると、それほど壊れない!という考えになってくるのが不思議です。
確かに90年代前半ごろのイタフラ車は信頼性に乏しく、「新車で買ったクルマがディーラーを出て15分でオーバーヒート。」・・・そんな話題をたびたび耳にしたこともあります。
「メンテしないで乗り回すから壊れる」という人もいますが、新車で納車された直後から壊れるのは、メンテとか全く無関係です。
工場労働者の質や出荷時チェック機能などが不十分だと考えられます。
新車なのにネジの締まりが中途半端だったり、ガスケットが忘れているなど、様々な不手際があるようです。
ただ国産に比べると樹脂パーツやゴム製パーツの寿命の短さは明らかなら恐ろしいです。
実際このころのイタフラ車はパーツの精度に問題があり、当たりはずれが激しかったようです。
乗り換えるまで一切トラブルが発生しなかった人もいれば、何度修理しても同じ部分にトラブルが発生するという不幸な人もいたそうです。
また、当時は高温多湿な日本に気候への対策が十分ではなく、その結果電装品などにトラブルを多く抱える結果ともなっていた。
そういったイメージが今日まで続いていると言えるのではないだろうか。
国産車はワイパーゴム等の消耗品くらいなのに、イタフラ車は原因不明のチェックランプや格納ミラーが動かない等マイナートラブルが多いです。
部品や工賃もとても高い。知り合いも好きでマセラティに乗ってるが、マイナートラブルはしょっちゅうで放置して乗ってたりしてる。国産車はそんな心配は一切無い。
イタフラも日本電装の部品を多用するようになり、マイナートラブルも減ったとしても小さな不具合は頻繁です。
車検も同じクラスの国産車の倍くらいかかる。
イタフラは国産車やドイツ車と違う満足感や個性があるというファンがいるのも確かです。
しかし、最近のイタフラ車を所有するオーナーに話を聞いても、定期メンテナンスさえ欠かさなければ日常的に利用しても大きなトラブルが発生したことはないそうです。
実際、フィアットやアルファロメオは新車から3年10万キロ、プジョーやシトロエンに至っては3年走行距離無制限のメーカー保証が付いている。
ただし、外車は全般的に良く壊れます。
特に電気系統が弱い…日本の高温多湿が影響しています。
しかも部品代が高い割に、鋼製かと思えば、何故かプラスチックだったりする。
余程の道楽か車好きで無ければ、外車はオススメできないでしょう。
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