選抜高校野球が初めて中止に賛否!高野連「無観客開催」から一転した理由
日本高野連は11日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大阪市で第92回選抜高校野球大会の臨時運営委員会を開き、兵庫県西宮市の甲子園球場で無観客で開催方針だった選抜大会の中止を決断した。
この件について、さまざまな賛否があがっています。
選抜大会は太平洋戦争の影響で1942~46年に中断したが、予定されていた大会が中止となるのは初めて。
日本高野連は、中止を決定した理由について「出場選手の健康、安全が最優先」と説明。
「新型コロナウイルスの感染者が増加する状況を鑑みた」とした。休校などにより、安全対策や練習の実施状況などで、出場校の間で足並みがそろっていないことも理由に挙げた。
NPBプロ野球も開幕延期ですし、学校は一斉休校で他の高体連スポーツも軒並み中止ですからやむを得ないでしょう。
選手の中には、もしかしたらこの大会が最初で最後の出場チャンスだったかもしれません。
その一方で、やむを得ないと思うものの、この日のために多くの犠牲を払ってきた球児や関係者の方達の無念を思うと…やりきれません。
子供の頃から一生懸命に野球に打ち込んで、さまざま犠牲と努力をしてきて甲子園への出場目前に迫っていながら、夢の舞台に立てなかった。
このまま、新型コロナウイルスの収束に目処が立たず、このまま感染拡大が続けば、夏の甲子園も中止となる可能性もあるでしょう。
東京五輪についても、中止あるいは延期になる声も聞こえてきます。
高校野球に限らず他のスポーツも文化部の大会も「政府の自粛要請延長を受けて」という枕詞を必ずつけるメディアもあります。
要請がなくても状況を考えて、自主的に自粛しているところもあり、確かに違和感が残ります。
この状況ですから仕方ないかもしれませんが、大人たちは悔しい思いをしている球児たちに安易な慰めの言葉をつかえにくいです。
感染リスクの低い屋外のイベントで、無観客の選択肢があるのに自粛せねばならないのは、安全面と感染リスクよりもも風評を注視しているようにみえてしまう。
そう考えるとやはりトイレットペーパー騒動も同様で今回のコロナ騒動はウイルス蔓延というよりも人災・社会的混乱という影響も多大かもしれません。
ランキングから訪問させていただきました。
連日の報道に不安な日々を送っていますよね。
一日も早く収束して欲しいですね。