薬剤師は必要?給料よい既得権益で薬局ビジネスの不要論

   2021/05/28

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薬剤師に関して、「棚から薬取り出して袋に詰めるだけの仕事」「質問しても『医師に聞いて下さい』と言われる」「病院で説明した話を薬局でもしないといけないのか」など、その役割を疑問視する声が見受けられます。

薬剤師は医療系の資格では医師に次ぐ難易度で報酬もそれに比例します。

6年間の学費は私立の医師に比べてかなり割安ではありますが、それでも他の学部よりはお金がかかるので一般的なサラリーマンの家庭ではなかなか難しい。

医師の子弟が医学部に入れる学力がなく、歯学部も難しいときの選択肢。まあ、歯学部でも薬学部よりレベルの低いところは少なからずあります。

実際に製薬会社の研究所で働けるのはごく一部で、残りは製薬会社のMRや病院、調剤薬局、ドラッグストア。

薬剤師はなんであんなに給料がいいのか不思議です。

薬剤師がいないと買えない薬があるのも意味不明ですし、完全に既得権益だと思います。

現在日本における薬局の数はコンビニの数を同じくらい存在するそうです。

薬局の市場は10兆円で7兆円は処方薬とのこと。

処方薬のネット販売は認められていないが、高い利益率で競争は限定されており、暇そうな薬局であっても収益率は高い。

ドラッグストアの中には、コンビニと同じような食品や飲料を安い価格でおいて客寄せし、クスリで儲けるというところも出てきている。

かかりつけ薬局が機能してないので服薬指導は机上の空論。

処方箋通りにクスリ出しているケースがほとんどで、薬剤師の指導料など追加で取られているのは納得できない。

昔の医院は院内処方(医院でお薬を渡す)でした。しかし、国が院外処方へと誘導したのは、かかりつけ薬局制度を目指したためです。

しかし、医院や病院毎に薬局が併設されている「門前薬局」が増えてしまって失敗しました。

現在は、調剤薬局による院外処方をうけても、院内処方と同程度のサービスでしかないのに問題があります。

同サービスで金額だけ高くなるだけです。

患者さん目線では、院内処方で薬をもらって損することは1つもない。

院内処方では各種加算をつけられないので安い。

ジェネリック出すより医療費の抑制が出来ます。薬をもらった時に相談事が生じれば医師に直接相談しやすい。

コスト面だけで話をすれば医院は院内処方では損します。

既に薬価差は1〜2%とほぼないのは、薬局も医院でも同じ。何故薬局の経営が成り立ってるかは、薬局では各種加算がつくため。その3割を負担するのは患者、7割を負担してるのは国です。医院では加算はつけられない。

今後は、今回の保険点数の改定で、本来目指したかかりつけ薬局制度に誘導していく方向と伺えます。門前薬局は潰れる方向でしょう。

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