ラーメン店が子供入店禁止!差別や人権侵害など法的問題なのか
人気ラーメン店では営業時間での回転率が売り上げアップに重要です。
食べ終わったら速やかにお店を出るのが暗黙のルールだと言われています。
子どもが一緒に来店すると食べたらすぐ出るというわけにはいきません。
評判高く人気のラーメン店の中には「子連れ同伴お断り」というお店が存在しています。
子供がいることが迷惑行為に値するというわけではないにしても、お店側としては回転率を上げるために子連れお断りしていると考えられます。
これが人権侵害だと主張して勝てるのかという議論があります。
結論から言うと、店の対応に法的な問題はない、ということになりそうです。
飲食店での食事は商品となります。
法的には売買契約またはサービス供給契約、あるいはこれらの複合的なものと理解されるので、契約一般の原則によって規律されます。
契約当事者は契約相手を選ぶことができるので、拒絶することもできます。
つまり、飲食店が子連れの場合に限りませんが、入店を謝絶したり、条件をつけることは法的に問題ありません。
しかし、人種差別や性別差別など、社会的には許容されないことなので、違法となる場合もあります。
ただし、「子ども連れ」という理由は差別にはならないという意見が多いようです。
前提として、小さな子供と一緒に連れていく前に、入れそうな店かどうかは事前にチェックするのが一般的だと思っていました。
店内の広さによって狭いと難しいとお店側に言われたり、大丈夫だと言われても繁忙時間帯には待機時間が長くなるかもしれません。
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